はじめまして、素人KDP作家です。
KDPというのはキンドルダイレクトパブリッシングの略で、AmazonのKindleで電子書籍を売っている暇なヤツ、くらいに捉えていただいて構いません。
2018年7月に『ショートショートはじめました。』を出版して3ヵ月が経ちました。
「電子書籍の出版って儲かるの?」「印税生活できる?」
そんな疑問を持つ人もいるでしょう。
そこで今回は、これまでに得た印税額を公開しようと思います。
公開する目的は「自慢」なんかじゃありません。
「セルフ出版で大儲けしてやるぜ!」って人は、この記事を読んで、頭を冷やして、深夜のバイトでも探してくれたらいいな。
そんなふうに考えています。
KDPでセルフ出版をして、3ヶ月で稼いだ印税額を公開します!
2018年7月の印税収入
まずは出版した7月の印税です。ご覧のとおり52円です。
公開するのが恥ずかしかったので、うずまきみたいな背景にしてみました。
「目が回ってロクに見えませんように」そんな願いを込めています。
映画の観客動員数やCDのセールスなんかだと、初週がもっとも盛り上がっています。
その法則を私の電子書籍にも適用してみると、はやくも絶望の様相を呈していることが見てとれます。
52円ではとても生活できません。
私が断食のスペシャリスト且つ大好物がもやしでもないかぎり、印税生活は実現不可能です。夢はまだ遠い。
2018年8月の印税収入
8月の印税収入です。結論からいうと104円です。
次に不満をいうと、お盆休みがあったのにどうしたんだ!です。
みなさん、長期休暇で時間があります。田舎に帰省してもとくにすることがないから、さらに時間があります。
時間を持て余しているんです。だから売れると思ったのに。
暇なうえに暑くてボーっとして、気づいたら購入してた!なんだこの本!的なオイシイ展開を期待していたのですが、みなさんいたって冷静でした。
104円という数字が、その冷静さを雄弁に物語っています。
熱に浮かされていたのは私だけだった模様。
2018年9月の印税収入
9月の収入は213円。じつは初めて本が売れたのがこの9月でした。
ここについて書くと記事1本ができあがってしまいますし、実際にできあがっています。
興味がある人は以下を読んでみてください(7月、8月は売れてなかったのに収益があったということです)。
勘のいい読者であれば、「初めて本が売れたっていうけど、じゃあ8月と7月の印税はなんなの?ウソなの?あれはウソだったの?ねぇ、教えてよ。あれはウソだったんでしょ!ねぇってば!」とお思いでしょうが、あれは本当です。
KDPには、本が売れなくても収入を得る仕組みがあるのです。
ただ仕組みについては、この記事の本筋から逸れるので割愛します。
印税収入推移グラフ
売上を棒グラフで表しました。みなさんはここに隠された衝撃の事実に気づきましたか?
よく見てください。寝るまえだからあまりブルーライトを浴びたくない?睡眠の質が落ちちゃうから?
知りません。とにかくよーく見てください。
画面に穴が開くくらいよーく見てください。画面に穴が開いた人はすぐ病院に行ってください。
では事実を発表します。
倍々ゲームになっているッ!
これです。
印税が毎月倍になっているんです。
ということは、今後の収入はこのように予想できます。
印税が倍になり続ける場合、私の計算が正しければ、2019年10月には1,744,896円/月の印税収入を得ているようです。
どうしよう。そんなに使い切れない。
以上、素人KDP作家が3ヶ月で稼いだ印税額でした。
追記:2019年6月に2冊目を出版し、若干稼げるようになってきました。とはいえ月々数百円くらいのものですが。
2019年10月の収益はハンバーガー3つ分です。チーズバーガーか、ダブルチーズバーガーかはご想像にお任せします。
1冊で挫けずに2冊目を出版するメリットについて、当サイトにはこんな記事があります。
KDPのペーパーバック出版に関して、当サイトにはこんな記事があります。