おねしょになやんでます

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ぼくは6さいです。ねるときいつもおねしょをして、それでおかあさんにしかられます。

ねるまえぜったいにおねしょしないぞとおもっても、あさおきるといつもおねしょしていてぼくはかなしいです。

 

けんたろうくんも、よしあきくんも、まなみちゃんもおねしょしないっておかあさんがいってました。おねしょするのはぼくだけです。ぼくもはやくおにいさんになりたいです。畜生。

 

<岩手県・たっくんさん・6才>

 

 おねしょってすごいんだよ?

さいごの「畜生」にびっくりしちゃったけど、あれは錯覚だよね。もういっかい見てもやっぱりあるから、おじさんの目がいかれてるんだとおもうことにします。

 

さて、きみはおねしょになやんでいるんだったね。朝おきると、おしっこをしちゃってると。でもね、ぜんぜんなやむことないんだよ。むしろ、じしんをもっていいくらいだ。

 

どういうことかって? いまからせつめいするね。

きみがおねしょをするというのは、2つのことをどうじにやってるってことなんだ。ねるのとおしっこをいっぺんにやってるんだよ。これを大人たちはマルチタスクってよんでいて、じつはとってもすごいことなんだ。

 

ほんとうだったら、おきてからトイレにいかないといけないでしょ?でもそうすると、トイレにいくじかんがかかるよね。ねながらおしっこをしちゃえば、そんなじかんはかからない。こうりつてきじゃないか。

ぼくにはマネできないな。ねながらおしっこをしようとおもってもできないんだ。きっとぶきようなんだろう。マルチタスクができないから、じかんをムダにしちゃうんだよね。

 

きみはすごいよ。かなしむことなんかない。むねをはって、「マルチタスクでしゅ」っていっとけばいい。「おとなでもなかなかできない、あのマルチタスクでしゅ」って。ふたつのことをどうじにやっているんですって。おとなはもう、なにもいいかえせないから。

 

マルチタスクにはほかにも、はなくそをほじりながらピーナッツをたべるだとか、なきながらかたづけをするだとか、あとはぜっきょうしながらはなくそをほじるだとか、とにかくいろいろある。

ぜっきょうしながらはなくそをほじりつつピーナッツをたべたら、きみのおかあさん、ぶったおれちゃうんじゃないかな。「なんてすさまじいマルチタスクなのー!」とかさけんでさ。

 

ま、そういうことだよね。鸚鵡。