クレジットカードの審査に落ちました

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クレジットカードの入会審査に落ちました。

先日、申し込みをしたカード会社からハガキが届いていました。なにも考えずにめくって内容を確認したところ、こんなショッキングな文言があったのです。

「誠に恐縮ですが、カードの発行は見送らせていただくこととなりましたことをご連絡申し上げます

 

これには落ち込みました。「誰でも審査を通る」と評判のクレジットカードだったのに、まさか落ちるだなんて。自分自身が社会から否定されたようで、悲しいです。

 

おそらく職業で落とされたんでしょう。アルバイトですから。ちなみにホテルの清掃をやってます。健全なホテルか、いかがわしいホテルかで言ったら、いかがわしいホテルのほうです。そこも関係しているんでしょうか。

 

クレジットカードを持つことすら許されないだなんて、切ないです。ため息ばかりついてしまいます。はぁ。

 

<宮城県・ローション落ちにくいさん・31歳>

 

最高のスタート

たとえば今後、あなたが成功をおさめるとします。大金持ちになってスーパーカーを買ったとしましょう。プライベートジェットでもいいです。

 

その成功について取材があり、記事になりました。見出しには次のように書いてあります。「クレジットカードの審査に落ちた私がスーパーカーを買うまで」。どうです、最高にクールじゃありませんか。

 

こちらと比べてみると、そのクールさは一目瞭然です。

「超大金持ちの家に生まれた私がスーパーカーを買うまで」。嫌味な記事ですね。「そりゃそうだろ」という感じです。

大金持ちの家に生まれてスーパーカーを買うというのは、映画館に行って映画を観るのとおなじくらい自然な成り行きです(ふつう映画館に行って神経衰弱をはじめる人はいない)。

 

つまりあなたは、「クレジットカードの審査に落ちた」という最高のスタート地点にいるわけです。いや……最低のスタート地点……まぁこの際どちらでもいいでしょう。

 

映画『ダークナイト』シリーズにこんな名言があります。

人はなぜ落ちると思う?這い上がるためだ

これは井戸に落っこちてしまった男の子にむかって、父親が言うセリフです。かっこいいじゃありませんか。私の父親とはまるで大ちがいです。

 

さぁ、這い上がろう。

「なにかを成し遂げてやろうじゃないか」という気分になってきましたか。もしもまだ這い上がるモチベーションが湧かないのだとしたら、落ちた穴が浅い可能性があります。

あなたが転落した「クレジットカード穴」は、だいたい深さ5cmくらい。まだまだ落っこち足りないです。というか、5cmじゃ溝です。穴じゃなくて溝です。ただ溝にまはっているだけ。

 

這い上がるモチベーションを得るためには、もっともっと審査に落ちる必要があります。この1社に懲りず、あちこちのカード会社へどんどん申請を出しましょう。

 

今後あなたは、「カードの発行は見送らせていただき……」の文字を見るたびに「よっしゃー!ひゃっはー!」となります。這い上がる方向へのモチベーションではなく、謎のモチベーションが湧いていますね。控えめにいって狂人ですが、大丈夫です。

 

もしも「審査に無事通過しましたので……」という文書とともにカードが送られてきてしまった場合には、そのときには見なかったことにして、ゴミ箱のいちばん下に葬りましょう

 

最後になりますが、最終的に成功を手にするために、井戸の底から這い上がるイメージトレーニングだけは欠かさないでください。おすすめの教材は『リング』というホラー映画です。毎日寝るまえに欠かさず観てくださいね。