物よりも経験にお金を使ったほうが幸せって本当?

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物ではなく経験にお金を使いましょう。それが幸せへの近道です」みたいなことを最近よく聞きます。これって本当でしょうか。

 

僕は物欲が強いタイプですぐにいろんなものが欲しくなります。服とか腕時計とかミニカーとか。たくさん買ってたくさん所有することに喜びを覚えます。でも、それじゃダメだというんです。幸せにはなれないと。

 

じゅうぶん幸せですけどね。物ばかり買っていても。

経験にお金を使え」という主張でよく登場するのは、たとえば旅行です。たとえば芸術鑑賞です。たとえばバンジージャンプです。

 

うーん。僕にはイマイチよくわかりません。旅行だって計画通りにいかなくてイライラすることはありますし、芸術鑑賞だってなにが言いたいんだかさっぱりわからなくて時間を浪費するだけ。経験だってけっして万能ではありませんよね。

 

経験にお金を使う:善

モノにお金を使う:悪

 

こんな風潮が嫌です。どう思いますか。物と経験ってそんなにちがうんでしょうか。

 

<兵庫県・10回払い希望さん・30歳>

 

物にお金を使うだなんて幻

経験ばかりがもてはやされるのは私もどうかと思います。「まだ物にお金使ってるの?」とかいって。

 

モノにお金を使うとはいっても、100%純粋に「モノ」にだけ使うだなんて、こんなことは不可能です。なぜならぜったいに「経験」がセットになってくるから。

 

物と経験はセットなのです。ジェットコースターだって上昇と下降は切り離せませんよね。「上るところだけ楽しみたいんで」という願いは叶いません。もれなく落ちます。

物もこれと一緒。「モノだけ欲しんで。経験いらないんで」は無理です。もれなく経験がついてきます。

 

具体的な例で考えてみましょう。たとえば高級腕時計を買ったとします。完全な「モノ消費」であり、「あーあ、経験に使ったほうが幸せなのに。なにやってんだか」と信者は思います。信者というのはコト消費信者たちです。

 

しかし。高級腕時計という物質を買うことで次にあげるような経験もえられます。

  • 高級腕時計をつける気分を味わえる
  • 誰かに褒めてもらえる
  • 所有者ならではの苦悩(故障など)を実感できる
  • 傷つけてしまったときどんな気分になるのかがわかる
  • 自慢できる
  • 水没させちゃってわんわん泣く

 

これらも立派な経験ですよね。

高級腕時計を見せびらかして自慢する経験、壊れてしまって落ちこむ経験、とつぜん強奪されそうになったけどアゴに強打を炸裂させてなんとか難を逃れる経験などなど、いろいろな経験ができます。

 

どんなモノにも経験はついてきます。純粋に「モノ」だけしか得られない商品があるなら教えて欲しいくらいです。

 

たとえ高額な壺だって「ダマされた」という貴重な経験ができますしね

 

まとめ

物だとか経験だとか気にすることはない。意のむくままにパァーッと使おう。後悔したって、それもヤツらのいう経験のうちじゃないか。

 

ただし、ひとつだけ注意がある。浮気という名の経験は、どうやら人を不幸にするらしい。こいつにだけは気をつけろ。もっとも、フリーなら聞き流してくれ。