元気だけど入院したい!病院ホテルの構想を考えてみた

f:id:MORIKO:20190103141416j:plain

私はとても元気だ。

O脚であることを除いて、悪いところがひとつもない。大病をしたこともなければ、手術を受けたこともない。ものもらいを切ったのはノーカウントとしている。

 

そんな私だから、これまでに入院生活というものを経験したことがない。それが不満である。私だって入院したい。

 

けれど、病院を訪ねて「入院したいんですけど」と言っても夢は叶わないだろう(それでも大声で懇願し続ければ、あるいは入院が決定するかもしれない。が、そういう意味での入院は勘弁だ)。

 

そこで私は、元気な人でも入院気分を味わえる「病院ホテル」のコンセプトを考えてみた。

 

日本人は1億2千万人もいるのだから、私のような変態が5〜6人いてもおかしくないだろう。今回はその5〜6人に向けて書きたいと思う。

残る1億1999万9995人に自分が該当すると思うのなら、覚悟して読んでいただきたい。

20回も読めば大意はつかめるだろう。すくなくとも「こいつは変人だ」ということは明確に理解できるはずである。

 

 

病院ホテルはこんなところ 

病院をモチーフにしたホテルである。宿泊施設なので、料金さえ払えば誰でも泊まれる。体調がすこぶる良くても、スポーツジム帰りでも構わない。

「入院気分を味わいたいんだ!!」という変態のパッションを実現させるのがミッションである。

 

病院ホテルの外観

リアリティを出すために、できれば廃病院をリノベーションしたい。つまり「病院っぽいホテル」ではなく「元病院のホテル」。これが理想だ。

 

外観がふつうのホテルでは面白くないだろう。まずはカタチから徹底的にこだわりたい。

 

病院ホテルの接客

接客をするのは看護師だ。いや、正確には看護師姿のホテル従業員である。

であるから、看護師免許の有無は問わない。むしろ「有」の者がいるべき場所ではない。

 

「看護師の制服が好きだ」という男性は多い。というか、そんな男性しかいない。だから、世界人口の約半数が潜在顧客ということになる。大繁盛することは火を見るよりも明らかだろう。

 

ちなみにこの病院ホテルでは、お客様のことを患者様と呼ぶ

こんなサービスを利用する人は控えめに言ってふつうではない。クレイジーだ。だからそれほどまちがってもいない。

 

病院ホテルのチェックイン

フロントではなく受付を設ける。患者はここでチェックインを済ませる。

 

看護師は「いらっしゃいませ」ではなく、「どうなさいましたか?」と訊く。たとえ答えが「宿泊したいんですけど」であると分かりきっていても、だ。

 

チェックインの際には住所や名前を書くのが一般的だ。病院ホテルでは、問診票に記入していただく(とはいえ、体調を記入する欄は設けない。知ってもどうにもならないから)。

  

病院ホテルの客室

こちらも客室ではなく病室と呼ぶ。

個室と相部屋を用意し、個室の料金を高くする。

 

テレビはもちろん、カードを買わなければ見れない。金儲け主義ではない。あくまでもリアリティの追求である。

 

病院ホテルの食事

食事はいわゆる病院食だ。

やたら品目が多くて、やたら薄味で、歯ごたえがなくて、香辛料とは無縁で、ブロッコリーと魚が頻出して、けっして美味しくはない。そういう食べ物を一流シェフが提供する。

 

「もったいない」そう思っただろう。

それはシェフが?それとも食材が?

答えは両方だ。

経費削減のため、ここは三流シェフと三流の食材にかえてもいいのかもしれない。

 

一般的なホテルで人気のビュッフェ・バイキングの類はやらない

あくまでも病室へ、決まった料理を運ぶスタイルだ。

 

病院ホテルのベッド

パイプベッドの上に、シモンズ製ではないマットレスを乗っける予定。

とうぜんシングルベッドのみ。ツインはあるが、ダブルはない。クイーン、キングは言わずもがな。

 

病院ホテルの内線

病室に電話は置かない。患者には用があったらナースコールを押してもらう

 

病院ホテルのポイントカード

病院がポイントカードを発行するなど不謹慎である。よってなし。

だが、診察券と称してメンバーズカードは作りたい考え。

 

病院ホテルのシャトルバス

最寄駅までシャトルバスを走らせる。

バスの車体側面には、でかでかと救急車のイラストを描く。

 

病院ホテルでの化粧

病院ホテルでは患者の化粧を禁止する。

それは肌や唇の色で体調を確認するためである。有資格者がいないため、唇を見たところで何も情報は得られないが、本物っぽさが格段に増す。

 

病院ホテルの夜間

異常がないか確認するために看護師が巡回する

ふつうのホテルなら、この行為がすでに異常である。

 

病院ホテルの消灯時間

21時消灯。異論は認めない。

 

病院ホテルのチェックアウト

病院ホテルでは

  • チェックイン:入院
  • チェックアウト:退院

と呼ぶように統一する。

 

すると必然的に、チェックアウトの際には「おめでとうございます」といって見送られることになる。

「ありがとうございました」や「いってらっしゃいませ」は聞いたことがあるが、「おめでとうございます」は前代未聞である。

ゆえにインパクトがあり、患者の心に残りやすくなる。リピーターの獲得につながるだろう。

 

病院ホテルのまとめ

ここまで書いてきて、「なぜ病院ホテルなるものが存在しないのか」がよくわかった。

今後も健康に気をつけ、元気いっぱいに暮らしていきたいと思う。