- 「俺は妻よりも料理のセンスがある」と思っている
- 旦那が作る料理がなぜだか美味しいと感じる
という人に向けてこの記事を書きました。
夫が休日に作る料理はたいてい美味しくできます。
いったいなぜでしょうか?
男の料理がウマい2つの理由
ふだんは妻が料理をしていて、休日にときどき夫が料理を作る。そんな夫婦がいるとします。このとき、たいてい夫の作る料理は美味しくできます。
シェフでも栄養士でもないふつうのサラリーマンなのに、いったいどうして?
その理由はおもに2つあります。
1. コスト度外視
主婦が食材を選ぶ際には、なるべく安く済ませることを優先します。
1回の買い物を1万円以内におさめる、などのマイルールを決めている方も多くいます。
食べたい食材を好き放題にかごへ放りこんだら、1万円なんてすぐに超えちゃいます。だから家計と相談して、旬の食材を選ぶなど賢く買い物をしている、と。
ところが男はちがいます。安い<ウマいです。
だから、男は国産の和牛を平気で買います。
「ウマい料理はまず食材からだろ!」と考えているからです。オージービーフには目もくれません。
男はモノにこだわる
男はすぐモノにこだわります。
登山を始めるにしても、いきなり高いシューズや高いウェアを買ってきます。
それで、一回も山に登ったことすらないのに、「やっぱいいモノは違うわ!」とか言います。
筋トレを始めるにしても、いきなり本格的なトレーニングアイテムに手を出します。
そして「このダンベルのすごいところはな……」など、頼んでもいないのに解説を始めます。
そうした傾向が料理にも出てしまうんですね。
「これは国産の和牛で、こっちは国産のタケノコだろ、んでこれが超貴重な塩で……」って。
そう、男は妥協を知りません。
それだけハイレベルな食材で作ったらそりゃ美味しいでしょ。
っていう話です。
高級な牛肉なんかは焼くだけでもじゅうぶん美味しいですし。
2. 調理時間無視
主婦が料理を作る際にはスピードも重視します。やることが他にもたくさんあるため、料理にばかり時間を割いてはいられないからです。
が、休日の男がちがいます。
時間を持て余していますから、料理にいくらでも時間をかけられます。
そのため、昼過ぎからディナーの準備に取りかかります。
男は惜しみない
男は時間を惜しみません。
延々と焼きます。煮込みます。すりつぶします。
これはべつに忍耐強いわけでもなんでもなく、料理に「毎日やる」という概念がないからです。
ようするに、男にとって料理はイベント。
ちょうど女性がバレンタインでお菓子を作るようなイメージですね。だから惜しみなく手間ひまをかける、と。
極上の食材を丹念に調理する
ここまでの内容をまとめますと、極上の食材たちを時間をかけて丹念に調理する、となります。
それが男の料理。コスパ度外視の料理。美味しさのカラクリ。
たくさんのお金とたくさんの時間をぶち込んで作った一品が、不味くなるわけありません。むしろ不味くなったら奇跡です。
そういうわけですので、どうか男性のみなさん、「俺って料理のセンスあるわ。妻には悪いけど」だなんて調子に乗らないでくださいね。お願いしますよ、とくに私。