- ウォーキングを始めようと思っている
- 歩いて得られる心や体の変化を知りたい
という人に向けてこの記事を書きました。
私は毎日4キロ歩いています。会社と家の往復、つまり通勤です。
そうした生活を半年続けてみたいま、感じていることをまとめてみます。
毎日4キロ歩いてみた
自宅から会社までは片道1キロです。通勤時間がムダだと思い、職場の近くに引っ越しました。
朝の通勤で1キロ歩きます。お昼に自宅へ戻るのでプラス1キロ。また会社へ歩くのでプラス1キロ。そして帰宅でプラス1キロ。これで計4キロです。
いずれものんびり歩くと時間に間に合わないので、かなり速足で歩いています。
初期:運動不足を痛感する
以前は車通勤をしていました。徒歩通勤に変えてまず感じたのは、体力の衰えでした。
学生時代にサッカーや陸上で鍛えたはずの足腰が、着実にエイジングしていました。たった1キロ歩いただけで疲れるだなんて。
それでも数日歩いているうちに、少しずつ感覚を取り戻してきました。体力も徐々に回復し、今では4キロ歩いてもへっちゃらです(たぶんそれが正常で、これまでが異常)。
中期:食欲が増す
歩いて下半身の筋肉が鍛えられたのでしょう。食欲が増しました。
車通勤のころを1とすると、徒歩通勤に変えてからは1.6くらいの量を食べてます。
エネルギー消費量が増えたので、体が「もっと食べるんだ!」と指示を出しているのだと思います。従順な私はその指示に従って、「はい!」と食べまくっています。
「こんなに食べたら太るんじゃないか?」というくらい食べていますが、体重は変わりません。55キロ前後。
ジョギングや筋トレに比べたらウォーキングの負荷など小さいものですが、それでも決してバカにはできません。速歩きを意識すれば負荷を上げられます。
それで美味しい料理を遠慮なく食べれるんですから、ウォーキングもなかなか良いモンです。
最近:車を見ると不健康だと感じる
健康体になるにつれて、車にたいして嫌悪感を抱くようになりました。
「うわぁ〜。不健康だなぁ〜。歩いたほうがいいのになぁ〜」と。
近所に住む男性がいます。20代の若い男性です。彼は180メートル先にあるコンビニへ車で行きます。以前の私は「まぁ面倒くさいからね〜」などと思いながら彼を見ていました。でもいまはちがいます。「嘘だろォォ〜!!」です。
信じられません。「車が好きすぎて、トイレにも車を運転して行きたい」という発言をしたアナウンサーがいましたが、近所の青年はそんなタイプではありません。「車が大好き」というよりは「お菓子が大好き」なタイプです。
禁煙するとタバコを臭く感じるようになるのと一緒で、歩くようになると運動不足に敏感になります。素晴らしいサイクルが回り出すのです。
車通勤で、歩くのは駐車場から会社までの30メートルだけだった以前の私とは大ちがいです。
ウォーキングを続けるコツ
これまで6ヶ月間、せっせと4キロを歩き続けてきました。が、正直にいえば土日は歩いていません。つまり、会社が休みの日はウォーキングもお休みなのです。なぜって、面倒だもの。
ただし、平日は雨の日も雪の日もひたすら歩いています。
ここから言えるのは、「歩くための理由が必要」だということ。ウォーキングを継続するためには、歩かざるを得ない環境を作ることが大切です(人間は楽なほうに流されてしまうから)。
そこでウォーキングを強制するのにうってつけなのがそう、徒歩通勤です。
「面倒くさいからいいや」では済まされません。クビになりたくないのなら、出社せざるをえない。歩かざるをえない。
ひとたびそうした環境に身を置けば、意志力は関係ありません。選択肢は「歩く」の一択です。
車にはボディカバーを
車を持っていると、「今日は車で行っちゃおうかな」という誘惑にかられるときがありいます。そんな甘えを封じこめるために、車はこうです。
ボディカバーを被せてしまいましょう。「車で行こっかな」の誘惑を断ち切れます。はずすのが面倒なので。
みなさんも車に乗ってばかりではなく、歩いてみてはいかがでしょうか。
以上、毎日4キロ歩いてみた感想を、趣味=ドライブの私がお届けしました。