- 気になる車がハイオク
- ハイオクの維持費は高そうだと感じている
- ハイオク車に反対する妻を説得したい
という人に向けてこの記事を書きました。
私は86に乗っています。燃料はハイオクです。レギュラーや軽油に比べたら維持費が高くなります。
でも、ハイオクだからという理由で欲しい車を諦める必要はない。そう思っています。
この記事で、ハイオク車を買いたいあなたの背中を押しましょう。どかーん!って。
レギュラーとハイオクの価格差
レギュラーガソリンに比べてハイオクは1リットルあたり10円ほど高いです。この差を大きいと感じますか。それとも、大したことないと感じますか。
私の乗っている86を例に考えてみます。
燃費はだいたい10km/l。つまり、10km走って1リットルの燃料を消費する計算です。
このとき、レギュラーを150円、ハイオクを160円とすると、10km走ったときの差額は10円になります。
もしも86がレギュラーだったら、10キロ走って150円。実際はハイオクだから160円。差額10円。10kmで10円ということは、1kmで1円の差だということです。
1kmで1円の差
86で1km走るごとに、レギュラーガソリンよりも余分に1円かかる。そう判明しました。私は非常に小さな差だと思いますが、みなさんはいかがでしょう。
仮に1ヶ月の走行距離を500kmとすれば500円の差額。1000km乗る人は1000円の差額。
この数字を見てもまだ「ハイオクは維持費が高いから乗りたくない!」と思いますか。
ハイオク車を選ぶのは車好き
ハイオク車といえば外車ですね。国産車ならスポーツカーに多いです。いずれも「車なんて動けばなんでもいいよ」という人が選ぶ車種ではありません。
そうなんです。ハイオク車に興味があるということは、すなわち外車やスポーツカーに興味を持っているということ。つまりあなたは"車好き"ですね。
そんな車好きにとっての車は、趣味のひとつになるかと思います。そう、これは趣味なのです。
趣味に月々500円や1000円を払うのは普通のこと。であれば、ハイオクを理由に外車・スポーツカーを諦める理由なんてどこにもないと思いませんか?
趣味にかけるお金にしては安い
趣味が映画だったらどうでしょう。映画館に行けば1回1500円はかかります。
映画好きなら月に2本、いやそれ以上に観るでしょう。とすると、出費は月5000円を超えます。
趣味が演劇鑑賞なら?これは1回で1万円〜2万円かかります。
2ヶ月に1回しか観に行かないとしても、月に5000円〜1万円はかかるわけです。ハイオクの比ではありません。
趣味がグルメでもそうですし、ギャンブルでもそうですし、グルメでもそうです。あらゆる趣味と比較しても、月プラス1000円の出費で楽しめる趣味(ハイオク)は安い。
※実際には10km走れば160円かかります。しかしそこは、レギュラーとの差額である10円を強調しましょう。そうしたほうが配偶者の説得には有利に働きます。「月にたった1000円だけなら……」って。
ハイオク車買っちゃえ!
維持費を理由にハイオク車を諦めるのはもったいないですし、配偶者の砲撃を受けて沈没するのも情けないです。
奥さんにも自分にも「たった500円なんだ!」とアピールしましょう。
一般的な国産車に比べれば、外車や国産スポーツカーは高いです。車両価格が高い。
でも、燃料だけに関していえば、ハイオクのデメリットはほとんどありません。
移動手段として馬に乗っていた時代を想像してください。馬のエサを買うために、あなたは市場に寄りました。
そこには安くて萎びたニンジンと、高いけど新鮮なニンジンが売っています。さぁ、どちらを買ってあなたの馬に食べさせたいですか。
私なら後者です。愛馬に、「いつもありがとね〜!悪いわね〜!これからも〜よろしくね〜!」ってみずみずしいニンジンを食べさせてあげたい。
それとおなじことだと思いましょう。
……わかりにくい喩えで混乱したかと思います。最後のは忘れてください。
では、素敵なカーライフを。
以上、ハイオクの維持費をどう考えるか、でした。
スポーツカーそのものの維持費については以下の記事をどうぞ。