妻がポルシェ911GT3RSに乗って激走した話【写真11枚】

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2019年4月14日、富士スピードウェイにてモーターファンフェスタ2019が開催されました。

 

その目玉イベントであるGENROQスーパードライブに妻が当選し、プロのドライバーが運転するポルシェの助手席に乗って爆走してきましたので、その様子をお伝えします。

 

 

ポルシェ911GT3RSはこれだ!

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これがポルシェ911GT3RSです。控えめに言ってかっこよすぎます。
エンジンは自然吸気の4.0L、最高速度は312km、0-100km/h加速はわずか3.2秒。

たったの3.2秒で時速100kmに達するだなんてにわかに信じられません。凄まじい加速力ですね。

 

ポルシェを目の当たりにした妻は「カッコイイー!」と絶叫していました。

 

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横から見たらこんな感じ。黒いホイールから覗くイエローのブレーキキャリパーがアクセントになっていて、最高にクールです。

 

ボディカラーはド派手なグリーンでよく目立ちます。

試乗車はほかにもランボルギーニアヴェンタドールSロードスターや、マクラーレン720Sなどもありましたが、一際注目を集めていたのがこのポルシェでした。

 

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マクラーレン720Sとの2ショットです。

真っ黒のマクラーレンは「バットマンの乗り物」という感じ。ゴッサムシティの平和を守っていそうな佇まいです。

 

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こちらはランボルギーニアヴェンタドールSロードスターとの2ショット、あるいは縦列駐車です。ポルシェに比べてランボルギーニは平べったいですね。

オラオラ系のランボルギーニも好きですが、個人的には丸目の911がたまりません。色も相まって、カエルみたいでキュートです。

 

お値段なんと26,920,000円

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こちらのポルシェ、なんとお値段が26,920,000円という、不動産みたいなウソみたいな価格設定となっております。

 

そんな超高級車にもかかわらず、フロントのエンブレムがシールでした。軽量化のためだそうです。

 

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超高級車にもかかわらず、ドアノブがファブリック的なものでした。これも軽量化のためだそうです。

3.2秒で100km/hをたたき出すためには、エンブレムもドアノブも諦める必要があるんですね(なんてストイックな)。

 

なぜ妻が当選したのかは謎

ポルシェに当選したのは妻を含めて6〜7人でした。当たった人はかなり幸運だと思います。ちなみに、同乗試乗をする車は選べません。

もしかしたらBMWかもしれないし、86かもしれない。もしくはマクラーレン、ランボルギーニ、ポルシェ、NSX……。そんな感じです。

 

同乗試乗に当選していない私は、そもそも土俵にすら上がっていませんが。

 

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応募フォームはすべての項目を埋めました。好きな車、所有している車、趣味などなど。

回答が必須ではないところも真心をこめて記入したんです。だって乗りたかったから

 

「こいつを当選者にすれば宣伝効果がありそうだ」と思ってもらえるように、趣味の欄には「ブログの執筆」とまで書いたのに、あっさりハズしてる自分が恥ずかしいです。

穴があったら入りたいですし、ポルシェがあったら乗りたい。

 

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当選した妻はというと、必須項目しか入力しなかったそうです

住所、名前、電話番号、以上。

そんなのありかよ神様よ、ってな気分です。

 

ポルシェ911GT3RSに同乗試乗した妻の感想

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助手席に座っているのが妻です。

乗りこむ直前まで「怖い」と「緊張する」だけを延々と繰りかえしていました。

ポルシェ911GT3RSに乗る30分前になると、人はボキャブラリーの99%を失うみたいです。

 

この写真を撮った直後、爆音を立てて走り去って行きました。

私はスタッフの男性に聞きました。「どこを走ってくるんですか?」と。

スタッフは答えました。「外周を走って、ドリフトコースを1周してきます」と。

 

「怖い」と不安がる妻を思い浮かべながら私は空を見上げました。

「ドリフトコースだってよ」

 

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妻の絶叫する姿が目に浮かびます。私はもう一度つぶやきました。

「ドリフトコース……だってよ」

 

私の心配をよそに、めちゃくちゃ笑顔で帰ってきた妻の感想がこちらです。

  • ポルシェ最高!欲しい!
  • ブレーキの効きがハンパない!
  • ポルシェ最高!買う!
  • 加速力がクレイジー!車が軽い!
  • ポルシェ最高!ぜったい買う!
  • ドリフトは案外怖くない!

とのこと。

よくあるダイエットのビフォーアフターの、アフターの写真くらい明るい表情で、ポルシェの魅力について延々と語ってくれました。

 

憧れのポルシェに乗れなかった私の感想

いいなー。です。

 

要約するとこのワンフレーズにおさまります。

ポルシェ愛が届かなかったことが、ブログ書いてますアピールが虚しく散ったことが、悔しいです。

「ブレーキが最高!」という感想を聞いて、(プロドライバーの脚力がすごいわけじゃなくて?)という発想止まりの自分が悔しいです。

スーパーカーに乗ったことがないので、ブレーキに感動する感覚がわかりません。

 

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(ウイングでっか。5歳児用のサーフボードくらいある)

妻はポルシェ911GT3RSを買うと張り切っており、ホーム画面もチャットアプリのアイコンも緑のポルシェに変更しています。

グリーンが目に優しいのは結構ですが、財布に優しくないのが難点です。

新車価格で26,920,000円ですからね……。

 

なにはともあれ、妻は「プロが運転するポルシェ911GT3RSで爆走する」という貴重な経験を、それから私は「妻が爆音とともに走り去る」という貴重な経験をすることができました。

 

果たしてどれだけの男性が「爆音爆速で走り去る妻」を目の当たりにしたことがあるでしょう(その経験にどんな価値があるのかはさておき)。

 

まとめ

ポルシェは最高。乗れたらもっと最高(GT3RSとまではいわないから)。

レンタカーでポルシェを借りたとしてもプロのドライバーはついてきませんし、140kmでかっ飛ばすこともできません。こんな体験ってなかなかできませんよね。いいなー。