KDP(キンドル・ダイレクト・パブリッシング)で電子書籍を出版してみた感想を書きます。
売れ行きは、バカ売れの対義語があるとすれば、それです。
したがって印税生活など夢のまた夢ですが、それでも出版して良かったと思っていますし、これからもどんどん出版していく予定でいます。
なぜなら、「KDPで電子書籍をセルフ出版する」という行為そのものに価値があって、行為そのものから得られるものがあるからです。
電子書籍の出版に興味があれば、難しいことは考えず、まず書いて出版してみてください。きっと得られるものがあるはずですから。
電子書籍のセルフ出版で得られるもの5つ
電子書籍をセルフ出版して得られるものは5つあります。
1. 印税
まずは印税ですね。本が売れたぶんだけ著者に入ってきます。
加えてKDPには、売れなくても印税を得られる仕組みがあります(無料で読まれた場合など)。
自分の作品が売れて振りこまれる印税は嬉しいものです。ブログの広告収入ともまたちがうんですよね。
誰かの商品を宣伝して得るお金ではなく、自分の作品が売れた報酬には、特別な喜びを感じます。
私は電子書籍の印税でいくら稼いでいるのか
やっぱりみなさん、印税額って気になりますか?
「儲かるならやってみようかな」と考えている人もいるかと思います。
現実はソフトクリームのように甘くはありませんが、ゴーヤほど苦くもありません……。
抽象的すぎてちっともわかりませんね。
こちらの記事で印税収入を公開しています。
「どうしても知りたい!」という人だけこっそり読んでください。
2. 肩書き
印税額には個人差があります。たくさんもらえる売れっ子作家もいれば、すずめの涙ほどしかもらえない素人作家もいます(大半がこっち)。
ただ、「KDP作家」という肩書きは著者全員に贈られます。
1冊でもキンドルで電子書籍を出した瞬間から、あなたはKDP作家です。
今日からあなたもKDP作家
肩書きを得たところでなにも変わりませんが、「なんかカッコよくない?」という気分には浸れます。
平日は会社員。休日はKDP作家。二足の草鞋を履く俺。クゥー!!ってな感じです。
さっそくブログやSNSのプロフィールにKDP作家と書きましょう。
おこがましいと思う場合は「自称」とつければOKです。
3. 満足感・達成感
電子書籍を出版するのはラクじゃありません。むしろ大変な作業です。
文章を書いて、校正をして、レイアウトを考えて、タイトルや見出しを決めて、表紙をデザインして、価格を決めて、販売戦略を練って、発売日を決めて、宣伝をして……。
「修行かよ」とツッコミたくなる過程を経て、ようやく出版できるんですね。
だからこそ、大きな達成感や満足感が得られます。 自信がついて自分をいっそう好きになれます。
「よくやったね、私」と褒めたくなります。どうです、素敵でしょう?
(ぜんぜん売れないと「なにやってんの、私」ってなりますけどね)
4. 話のネタ
電子書籍の出版体験は話のネタになります。
知人に話せば興味を持って聞いてもらえますし、ブログに書けばこうして読んでもらえます。
「電子書籍をセルフ出版している人」が珍しいため、関心を持ってもらえるのでしょう。
貴重な経験には価値があるということです。
電子書籍が売れてない場合
ただし、電子書籍がそこそこ売れるまでは話しにくいのも事実。仮に低評価なレビューばかりが並んでいたら、むしろ隠しておきたいですね。
電子書籍の出版は話のネタになる反面、話すタイミングがなかなか来ないというジレンマに陥る可能性もあります。
まずは良い作品を書いて売ること。話題にするのはそれからです。
晴れて知人に話す際には、「アマゾンで俺の名前検索してみて」と伝えて驚かせましょう(かなりビックリしてもらえますよ)。
5. 周囲の関心
電子書籍を出したというだけで、トンデモナイ偉業を成し遂げたかのような扱いを受けることがあります。
私は目からビームを出すほうがよっぽど凄いと思いますが、世間一般からすると、電子書籍を出しちゃうのも同様に凄いみたいです。
一目置かれる存在になれ
頭が良い、行動力があるといった評価を得られます。
(実際に頭が良いということはなく、ただ妄想が溢れてしまっただけですが)
友人曰く、電子書籍を出版したヤツは「よくわからないけどなんか凄いヤツ」なんだそうです。
あなたも「よくわからないけどなんか凄いヤツ」になりませんか?
電子書籍を出版しよう!いや、まずは買おう!
いかがでしょう。電子書籍を出してみたくなりませんか?
ブログ記事をまとめるだけで1冊になります。難しいことではありません。
ぜひあなたもKDP作家になって、印税、肩書き、その他諸々を手に入れましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ちなみに、こういう記事ってどう思いますか?
売れてるKDP作家が書いてたほうが、説得力があると思いませんか?
【私の本です】
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※サンプルで最初の数ページをお読みいただけます。
KDPのペーパーバック出版に関して、当サイトにはこんな記事があります。