世の中には2種類の人間しかいません。
- スイカに塩をかけて食べる人間
- スイカに塩をかけずに食べる人間
この記事を読んでいるということは、たぶんあなたは後者でしょう。
同感です。スイカに塩なんて信じられません。超まずいので嫌いです。
お互いに意見が一致しているようですので、ここからは「スイカに塩はまずい!」ということを遠慮なく述べていきます。
共感してもらえたなら幸いです。
スイカに塩はまずい
スイカに塩をかけてる人を見ると、天ぷらじゃないんだからと思ってしまいます。
彼/彼女らにとってスイカと天ぷらは同ジャンル・同カテゴリーなのでしょうか。
不思議でなりません。
スイカに塩で甘みがアップするらしい
聞くところによると、「甘みが増すから」という理由で、彼/彼女らはスイカに塩をかけるのだそうです。
増しますか?
スイカに塩をかけて甘みが増したことありますか?
私は経験したことがありません。塩を振りかけられたスイカは、いつだって決まってしょっぱくなってます。
当然です。
なぜなら、塩をかけたからです。
スイカに唐辛子の粉末をまぶしながら「まろやかになぁれ」と願うくらいムリがあります。
塩をかけて「甘くなぁれ」は無茶です。
スイカはマズくなりますが、甘くはなりません。
スイカを甘くしたいなら砂糖でしょ
もしスイカに甘さをプラスしたいなら、塩ではなく砂糖をかけるべきです。
なぜなら、砂糖は甘いからです。
それなのに、どうして砂糖ではなく、塩になってしまうのでしょう。
スイカに塩をかける人たちの発想は、ユニークすぎます。
好きな子にイジワルをしてしまう小学生男子のように、つい反対の行動をとってしまうのでしょうか。
本当は甘いスイカが食べたいんだけど、恥ずかしいからつい塩をかけちゃう、みたいな。
どういう世界観で生きているのかは謎ですが、ともかく塩はおかしいといえます。
「誰がなんと言おうとスイカには塩だ」という人を止めようとは思いませんが、「お前も食え」などと強要しないでほしいとは思います。
デフォルトで塩がかかっている
私が小学生だったころの話です。
友人の家に遊びに行きました。
「食べる?」といって出されたスイカには、デフォルトで塩がかかっていました。
見た目で塩がかかっていることに気づくのは不可能でしたし、まさか親友がスイカに塩一派だとは思わなかったため、まんまとやられました。
あれほどマズいスイカの食べ方はありません。
友人にもハッキリとまずい旨を伝えたところ、「ウソだろ!」といわれました。
その言葉そっくりそのままお返しします、といいたい気分でした。
スイカに塩をやめてほしい人もいれば、唐揚げにレモンをかけないでほしい人もいる。
自分の価値観が万人共通のものだと思わないことが大事です。
ケーキにも塩をかけるのか
ところで、スイカに塩をかける人はケーキにも塩をかけるのでしょうか。
プリンにも、ヨーグルトにも、シュークリームにもかけるのでしょうか。
さっぱりわかりません。
ちなみに高級ガトーショコラで有名な某シェフは「そのまま食べて美味しいのはスイカくらいだ」といっています。
食材にはそれぞれに適した調味料や調理方法があるけれど、スイカだけはそのまま食べるのがイチバン美味しいと。
そうですよねシェフ。もっと言ってやってください。
結論:やっぱりスイカに塩はまずい
スイカに塩をかけるときというのは、たいていスイカに甘さが足りないときです。
「おや、このスイカは甘くないな。よし塩を持ってこい」という具合です。
ただでさえ甘みが少ないスイカに塩をかけたらどうなるでしょう。
塩が完全勝利をおさめるに決まっています。
まちがってもスイカの甘さが増すようなことはありません。
スイカをどう食べるかは個人の自由ですが、どうか塩をまぶしたスイカを強要しないでほしいと思いますし、切ったスイカすべてに塩をかけるようなマネはやめてほしいと願います。
スイカはそのまま食べるのがベストです。
以上、スイカに塩はまずい!甘くなるわけがない!でした。
結論。スイカに塩をかけるのは各人の自由だが、他人が食べる分にまでかけるのはダメ。
夏といえばスイカ、そしてアイスの季節です。
ただし、アイスの食べ過ぎにはご注意ください。
クソ暑い夏に、見ているだけでクソ暑くなるニット帽をかぶっている人がいます。
彼/彼女らは、なんらかの罰ゲームを実行している最中なのでしょうか。
それとも自らの意思であの帽子を買い、自らの意思でクソ暑い夏場にニット帽を被っているとでもいうのでしょうか。