受験生にとって、彼氏や彼女を作るかどうかという問題があります。
恋人がいれば勉強を頑張れそうな気もしますよね。でも、あまり頻繁に連絡をとっていると、勉強に身が入らないなんてことも。
そこでこの記事では、「受験生に彼氏/彼女がいてもOKなのか」についての個人的な考えをまとめてみました。
ぜひ受験生のみなさんは参考にしてみてください。
受験生に彼氏/彼女がいるメリット
まずはメリットから見ていきましょう。
お互いに励ましあえる
ツラい受験をお互いに励ましながら乗り越えられる、というメリットがあります。
受験はどうしても孤独になりがちなので、恋人同士で支えあえるといいですよね。
メッセージにハートがついているだけで勉強の疲れが吹っ飛びます。
恋人は癒しになる
勉強に疲れたときには、恋人の存在が癒しになります。
電話をしたりメッセージをやりとりしたり。ふたりで登下校するのもいいでしょう。
楽しみが少ない受験生にとって恋人の存在は大きいものです。
ちなみに、いっしょに勉強するのはおすすめしません。100%集中できないので。
勉強のやる気が出る
彼氏や彼女にいいところを見せたいという心理が働くのか、恋人がいる受験生はやたら勉強も頑張ります。
成績が悪かったらカッコ悪いですもんね。
「私/俺のせいで勉強に集中できないんだね?じゃあ別れよう」といわれないために必死になっている、とも考えられます。
理由はともかく、恋のパワーは勉強にまで波及して、プラスの効果をもたらします。
受験生に彼氏/彼女がいるデメリット
続いてはデメリットです。
勉強に集中できない
恋人のことが気になりすぎて勉強に集中できないケースも多々あります。
メッセージが来ていないか何度も確認したり、長電話をしたり、勉強会と称しておしゃべりばかりしていたり。
相手に依存してしまうタイプにとって、「受験期に付き合う」のはハードルが高いかもしれません。
受験のツラさから目を背けるために、現実逃避として恋愛に走ってしまうタイプもこれに該当します。
勉強は勉強。恋愛は恋愛。きっちり分けることが大切ですね。
ケンカになりやすい
受験生は緊張感からピリピリしていることが多いため、恋人同士でケンカに発展することもしばしばあります。
気持ちに余裕がないんですよね。
受験のストレスでケンカになってしまう。ケンカをしたせいで勉強のやる気が起きない。モヤモヤする。またケンカ。という負のループに入りこんだら最悪です。
ただし、こうしたツラい受験期をともに乗り越えられたカップルであれば、その後も長続きする可能性が高いともいえます。
相手からの返信が遅いからといっていちいち腹を立てないこと(ケンカの原因あるある)。
「勉強お疲れさま」と返すくらいの余裕を持ちたいものです。
志望校を決めるときに迷う
大学は「自分が学びたいこと」を優先して決めるべきです。
「彼女と離れたくないからおなじ大学を受験する」みたいな決め方は、あまりいいとはいえないでしょう。
(大学で別れたらどうするのっていう話です。在学する目的消滅?)
というわけで、軸がブレがちなのが「恋人がいる受験生」のデメリットです。
ぜひ自分がやりたいことを大切にしてください。
やりたいことが「恋人といっしょにいることだ」という人は、まぁそれはそれでいいのかもしれませんが。
まとめ
受験生は気持ちに余裕がないことが多く、連絡が遅くなったり、返信が素っ気なくなったりしがちです。
ですから、状態としてはあまり恋愛向きではないといえます。
とくに、自分だけもしくは相手だけが受験生の場合には、温度差があって難しいかもしれませんね。
お互いに受験生であれば、(返信が遅いことなどを含め)ある程度は理解しあえることでしょう。
ちなみに、私は大学受験をする際に同学年の彼女がいました。
「受験勉強をするのに彼女はいらない!」と主張する友人もいましたが(たぶん80%僻み)、受かる受からないに恋人はさほど関係ないと思っています。
恋人がいても受かるヤツは受かるし、恋人がいなくても落ちるヤツは落ちる。
ですので、一概に「受験生は彼氏/彼女を作るな!」とはいえません。
学生にとって勉強はもちろん恋愛も大事ですからね。
受験勉強よりも案外、恋愛をしたほうが人として成長できたりします……。