スポーツカーに乗っていれば1度や2度はかならずバンパーの底を擦ります。
これはスポーツカーの車高が低いからであり、ある意味仕方のないことです。
私はこれまでに2度擦りました。1回はコペン、もう1回は86です。
この記事では、バンパーを擦ってしまったときの状況や心境、その後の対応から、気持ちを整理する方法までを書いていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
スポーツカーはバンパーを擦るのだ
車高が低いスポーツカーは、一般的な車にくらべてフロントバンパーの底を擦りやすいといえます。
これはもう仕方ありません。スポーツカーの宿命だと思って受け入れるしかないですね。
どうしても嫌なら、いっそ車高の高いSUVに乗り換えるか……。
私はこれまでに2回擦った過去があります。
コペンのバンパーを擦った
コペンローブを運転中に1回擦りました。
郵便局の駐車場に入ろうとしたときに、段差がキツくてガリガリとやってしまいましたね。
新車で買って傷ひとつない状態だったので、バンパーの傷にはずいぶんヘコみました。
とはいえ擦ってしまったのはバンパーの底なので、しゃがみ込まなければ見えないのですが……(塗装が剥がれて樹脂がむき出しになっていました)。
86のバンパーも擦った
2回目にやらかしたのは86の運転中でした。立体駐車場から出る際に、やはりバンパーの底を擦ってしまったのです。
ハンドルを伝うガリガリガリという嫌な感触は、擦った経験のある人にはわかると思います。かなりショックを受けますよね。
立体駐車場は入り口と出口がちがうタイプだったため、出口だけが大きな段差になっていることに気づけませんでした。
ゆっくりゆっくり車体を前進させましたが、努力むなしく、ガリガリ音が響き渡りました。
バンパーの底にある傷は査定に響くのか
コペンも86もすでに手放してしまいましたが、どちらも買取査定の際に傷についてはいわれませんでしたね。
というか、そもそも業者も気づいていませんでした。
1社だけバンパーの下を覗きこんで「傷がありますね」と指摘してきた業者がありましたが、「ふだん見えない場所なのでとくにマイナス評価にはなりませんよ」とのことでした。
これらのことから、バンパーの底に傷があっても査定に影響はないといえそうです。
見えない場所であればさほど問題ないのですね。
擦ったショックを癒す方法
バンパーの底を擦ってしまったショックは、時間が癒してくれます。
ひとまず時間が経つのを待ちましょう。
擦った瞬間は大きなショックを受けたとしても、だんだん「まぁ見えない場所だしいいか」と思えてくるものですよ。
ですので、擦ったその日に「修理だ!」などと焦って決めないほうがいいでしょう。
バンパーの底であれば修理する必要はありません。
バンパーは樹脂でできているので塗装が剥がれても錆びませんし、そもそも傷は見えませんし、修理をするだけお金のムダです。
どうか冷静になって、時間が経つのを待ちましょう。数日もすれば「まいっか」と思えます。
スポーツカーのバンパーは擦るのが普通だ、くらいに考えているといいですよ。
普通に走っていてもバンパーの底を擦る?
いくらスポーツカーの車高が低いとはいえ、普通に走行しているだけでバンパーの底をガリガリ擦るようなことはありません。
一般的な凸凹道や砂利道程度であれば、車高の低いスポーツカーであっても問題なく走れます。
注意すべきは店舗の駐車場に入るとき、出るとき、あとは雪道ですね。
スポーツカーで雪道を走るのだけはゼッタイにやめておきましょう。除雪車と化してしまいますので(バンパーが傷だらけになります)。
それから、スポーツカーで大きな段差を越える際には、速度を落とすのが鉄則です。
スピードを出したまま段差につっこむとボディがショックで沈むので、バンパーを擦ってしまうんですね。どうかご注意ください。
まとめ
車高が低いスポーツカーならではの悩みについて書いてきました。
一般的な車であれば、「バンパーの底を擦るんじゃないか」などとヒヤヒヤする場面はそうそうありませんからね。
スポーツカーを買った際には、「1度はバンパーを擦るものだ」くらいに考えておくのが、精神衛生上よろしいかと思います。
以上、バンパーの底を擦った人を励ます記事でした。まぁ、元気出しましょう。
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