軽自動車に乗りたくないたった1つの理由は「安全性の不安」

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軽自動車がよく売れていますね。運転しやすくて、実用的で、おまけに維持費が安い。

軽自動車が人気なのもよくわかります。

 

ですが、私は軽自動車に乗りたくありません。運転するのも嫌ですし、同乗するのも嫌です。

理由はたった1つ、安全性が低いから。

軽自動車は「走る棺桶」と揶揄されることもあるのです(ドアを閉める音が剛性の「弱さ」を物語っていますよね)。

 

維持費の安さだけでなく、ぜひ軽自動車の安全性にも目を向けてみませんか?

 

 

死者が出るのは軽自動車

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「車どうしが衝突した」という事故があったとします。

一方は軽自動車で、もう一方が普通車だった場合、大きな怪我をするのは、たいてい軽自動車の乗員ではないでしょうか。

 

軽自動車の運転手は死亡したが、普通車の運転手は軽症だった。そんなケースもしばしば見受けられます。

こうしたニュースを見るたびに、「もし軽自動車ではなく普通車だったら死なずに済んだのだろうか」と考えてしまいます。

 

軽自動車の弱さは仕方がない

軽自動車のボディ強度が弱いのは仕方のないことです。それは、軽自動車のエンジンが64馬力規制のもとに作られているから。

 

仮に、事故の衝撃にも耐えられるようにと、欧州車のようにガッチリしたボディを作ったとします。

しかし残念なことに、そんな重たいボディを、たった64馬力のエンジンでスムーズに走らせるのは困難です。パワーが足りません。

 

どんなに安全性が高くても、走りが悪い軽自動車は売れないでしょう。

そもそも、安全性を第一に考えているドライバーは軽自動車を選びません。すると必然的に、軽自動車には経済性を重視する層が集まる。

そうした人々に安全性をアピールしたところで、どれだけ胸に響くのかは疑問ですよね。

 

維持費の高さで安全性を買う

軽自動車に比べて普通車の維持費が高いのはまちがいありません。

自動車税だけでも3倍以上かかります。

ですが、余分にかかるお金は「安全を買うための出費」だと考えるようにしています。

 

手塚治虫のマンガ『ブラック・ジャック』にはよく「5000万円で命が買えるなら安いものだと思うがね」といったセリフが出てきます。

 

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もし自分や大切な誰かが死にそうになっているとき、5000万円で救えるとしたら、救いたいと思うはず。

であれば、普通車を買って維持費が数万円高くなるくらい、どうってことないと思うのです。

 

 

自分も家族も普通車に乗る

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こんなことを書いておきながら、私はかつてコペンという軽自動車に乗っていました(どうぞ盛大にツッコんでください)。

ですが、事故の報道を見るなかで考えを改め、現在は普通車に乗り換えています。

 

妻が車を買う際にも、本人は「軽自動車でいいよ」といっていましたが、本人の意見を無視し、私が勝手に普通車に決めてしまいました。

金銭面を考えてコンパクトカーにしましたが、できれば堅牢なメルセデスベンツのセダンに乗って欲しかったですね。

 

妻、ぶつけられる。

妻は車で信号待ちをしている最中に追突されたことがあります(双方とも普通車)。

幸い大きな事故にはなりませんでしたが、「やはり交通事故はあるのだなぁ」と実感しましたね。

 

本人がどれだけ気をつけていようと避けられない事故も存在します。追突された妻のケースもそうです。

であれば、せめて安全な車に乗るくらいの対策は、しておいてもいいのではないかと思います。

 

まとめ

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交通事故に遭うことは稀でしょう。ほとんど「起こらない」といってもいいのかもしれません。

だから「事故の心配など不要だ」と考えて、つい維持費が安い軽自動車を選んでしまう……。

あるいはデザインが気に入って買うこともあるでしょう。私がコペンを買った理由がそうでしたから。

 

でも、万が一のことが起こったときに「もし軽自動車じゃなかったら……」と考えるのは嫌ではありませんか。私は嫌です。

それよりも「ベンツで死んじゃうんなら仕方ない」と思えたほうがいい。諦めがつきます。

だから私は軽自動車に乗りませんし、家族にも乗らせません。

臆病なくらいがちょうどいいのです。

 

以上、軽自動車に乗らない理由でした。ぜひみなさんにとっても考えるきっかけになれば幸いです。