この記事では、「2シーターの車は休憩しにくいのか」を書いていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
2シーターは休憩しにくい?
私はかつてコペンローブという2シーターのオープンカーに乗っていました。
その経験からいうと、2シーターはリクライニングできないのでさほど休憩には向いていません(同乗者も不便です)。
シートを倒して休むのと、起こしたまま休むのとでは、回復度合いがまるでちがいます。
運転していて楽しいのが2シーターの良いところですが、休憩するとなるとかなり不便です。
2シーターで往復2000kmの旅
では2シーターでの遠出がしんどいかというと、案外そうでもないのです。
2シーターのコペンで片道1000km、往復2000kmの旅行をしたこともあります。
シートが倒れない一方で、2シーターには「運転が楽しい」というメリットがあるので、ロングドライブもさほど苦ではありませんでした(個人差はあるでしょうが)。
仮眠なら2シーターでも可能
2シーターで寝る(一晩を明かす)のは難しいものの、 30分〜1時間程度であれば仮眠はできます。
シートを限界まで前に出して、最大限リクライニングをして休むわけです。
眠気はマシになりますが、代わりに肩が凝ります。
結果として、休んだのか疲れたのかよくわからない状態に……なんてことも。
どうしても眠い場合を除いては、休憩するのではなく、早く自宅やホテルに到着したほうがいいですよ。ゆっくり休めるので。
後部座席がないのが不便
2シーターは後部座席がないことを不便に感じます。
後部座席に寝転べば、フルフラットな状態で休憩できますよね(膝を曲げる必要はありますが)。
運転席のシートを倒したところで座面と背もたれに段差が生じてしまうので、もし休むなら、後部座席に移動したほうが快適でしょう。
そうした意味では、リクライニングできないことが不便というよりも、後部座席で寝そべれないことこそが2シーターのデメリットだと感じています。
個人的には、座面と背もたれの段差が気になってしまうので、どれだけリクライニングできたところでさほど休めません。
そのため、2シーターに乗っていて他の車を見たときに「リクライニングできていいなぁ」ではなく、「後部座席があっていいなぁ」と思うわけです。
リクライニングできる=後部座席がある、なので結果的におなじことですが。
2シーターで車中泊は不可能
ちなみに、2シーターで車中泊をするのは不可能です。
チャレンジした私がいうんですからまちがいありません。
2シーターに車中泊しようと思う人はいないでしょうが、念のため。
まとめ
2シーターは休憩に向いていない車である、というのが結論です。
ですので、体力に自信のない方は2シーターの購入をやめたほうがいいかもしれません。
長距離のドライブですぐに疲れてしまう人にとって2シーターは酷です。
ただし、旅行には別の車を使う、レンタカーを使うということであれば問題ないでしょう。
2シーターの車はセカンドカーとして保有するくらいがちょうどいいのかもしれませんね。
以上、2シーターは休憩しにくいのか、でした。
なお2シーターのデメリットは他にもまだあります。