この記事では「2シーターの車を不便に感じる瞬間」について書いていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
2シーターを不便に感じる4つの瞬間
2シーターはその名のとおり、座席が2つしかついていない車のことをいいます。
運転席と助手席だけ。2シーターはオープンカーやフェラーリなどのスーパーカーに多いですね。
この2シーターについて、「不便だなぁ」と感じる瞬間をご紹介していきます。
1. 荷物の置き場に困る
2シーターで助手席に人を乗せてしまうと、荷物の置き場に困ります。
たとえば女性とデートをするとき。2シーターの車には、彼女のバッグと自分のバッグを置く場所がありません。
ふつうの車なら後部座席に置けれますが、2シーターには後部座席がないため、それができないのです。
ですので、助手席の彼女に2人分の荷物を持っていてもらうか、あるいはトランクへ収納するしかありません。
小さなバッグ2つをトランクに入れるのは大げさなように思えますが、2シーターの車には他に収納スペースがないため、仕方がないといえます。
このように2シーターは、助手席に1人乗せただけで「不便だなぁ」と感じることがありますね。
なお、1人で乗っていれば助手席を荷物置き場にできるので、とくに困ることはありません。
バッグやスマホ、買った弁当などはすべて助手席のシートに置けば解決です。
2. 3人以上で移動できない
2シーターは2人乗りなので、当然ながら3人乗せて移動することができません。
そのため、両親を乗せて食事に行きたい、友人と3人で出かけたい、などといったときに自分の車を出せないことを不便に感じます。
2シーターを買う人はまちがいなくクルマ好きです。どんな場面でも運転がしたいはずなのです。
そんなクルマ好きにとって「自分の愛車で出かけられない」のは残念なんですよね。
人を乗せて「すごいクルマだね!」と褒められるのが嬉しかったりするので。
3. リクライニングできない
それから2シーターはリクライニングができません。これは休憩時に不便です。
サービスエリアや道の駅で休憩したいときに背もたれを倒すことができません。
ほぼ運転姿勢のまま休むことになり、結果として、あまり体力を回復できないのです。
そんな休憩すらままならない2シーターなので、車中泊は絶対にやめておきましょう。
(参考記事「2シーターのコペンで車中泊できるのか……無理でした。 」)
2シーターでの休憩について、詳細はこちらの記事をどうぞ。
それから、2シーターで不憫なのは同乗者ですね。
リクライニングできないので、首をグラグラ揺らしながら眠ることになります(申し訳ない気持ちになる)。
ドライバーは運転が楽しいからいいものの、同乗者には酷なクルマであるといえるでしょう。
4. 座席の下に落とした物を取れない
2シーターで座席の下に物を落としてしまうと厄介です。全然取れません。
ふつうの車であれば、後部座席側から手を伸ばすこともできますが、2シーターでそれは不可能です。
そのため、スマホや鍵をシートの隙間に落としてしまうと、なかなか取れずに苦労する可能性があります。
個人的に最悪だったのは唐揚げですね。
コペンローブの車内で弁当を食べているときに、おかずの唐揚げを落としてしまい、唐揚げは座席の下に転がっていきました。
どんなに頑張っても取れず、そのまま放置することに(たぶん座席の下で菌たちのエサになりました)。
腐った食べ物が転がった車内は、あまり気分のいいものではありませんでしたね……(結局取れていません)。
まとめ
2シーターのデメリットをまとめます。
- 荷物の置き場に困る
- 3人以上で移動できない
- リクライニング不可
- 落し物を取りにくい
いかがでしょうか。
個人的には「我慢できない」ほどの不便さが2シーターにあるとは思えません。
実際に2シーターのコペンローブに乗っていても、とにかく運転が気持ちよくて、ネガティブな面はほとんど気になりませんでしたよ。
オープンカーであれスーパーカーであれ、運転していて楽しいのはまちがいないでしょう。
F1カーには運転手の座席しかないように、無駄な座席が減れば減るほど、運転の楽しさは向上します。2シーターは最高です。
「不便だから」と敬遠することなく、2シーターも検討してみてください。
あなたにとっても、それほど不便ではないかもしれません。
以上、2シーターの車に不便を感じる4つの瞬間でした。
「オープンカーはナルシストだと思われるんじゃないか」と不安な方は、こちらの記事がおすすめです。