この記事では「指先に黒い斑点ができて不安になった話」をイラストを交えてご紹介します。
タイトルのとおり、単なる内出血だったのですが……。
ぜひ参考にしてみてください。
親指の先に黒い斑点ができた
ある日とつぜん、右手親指の先に黒い斑点ができました(厳密にいえば黒と茶の中間のような色)。
大きさはホクロよりも小さく、ちょうど砂のような大きさです。
このイラストのようなイメージです。
実際の斑点はイラストより小さく、数はたくさんありました。
黒い粒がざっと15〜20個程度できていましたね。
触っても凸凹しているわけではなく、見た目は「小さなホクロ」という感じ。
とくに痛みや痒みもありません。
指先が黒く汚れているのだと思い、石鹸で何度も手を洗いました。
が、変化はなし。
洗っても落ちないということは、ペンやマジック、煤などによる汚れではないということです。
皮膚の病気かと思った
私は祖父を皮膚がん(メラノーマ)で亡くしています。
ですので、自分の指先にできた黒い斑点を見て「とんでもない病気になったかもしれない」と思い、恐怖に震えました。
ネットで症状を調べてみると、どうやら内出血が起こったときに、指先に黒い斑点が現れることがあるのだとか。
がんではなさそうだと知り、一旦は安心しました。
がしかし、記憶を遡ってみても、指をドアに挟んだり、どこかにぶつけた覚えはありません。
つまり、内出血をしたようなアクシデントがないのです。
内出血の可能性が薄れ、「やはりこれは皮膚の病気にちがいない。皮膚がんかもしれない」とふたたび落ち込むことに。
皮膚を破ってみた
無数にあるツブツブとした斑点は気持ち悪く、見ているだけで不安な気持ちになりました。
そこで、親指を針でつついて皮膚を破ってみることに(マネしないでください)。
皮膚の表面を剥がせば黒いブツブツも消えるのではないか、と思ったのです。
皮膚を破っても取れなければ、ブツブツの正体は大量のホクロか、がんなどの病か。
痛くない範囲で、針の先を使って角質層を破り、ペリペリと剥がします。
すると思った通り、破れた皮膚といっしょに黒い斑点も剥がれていきました。
黒い斑点がホクロでないことは確定です。
ホクロは角質層、その下の表皮、さらにその下の真皮にかけてできます。
ゆえに斑点の正体がホクロであれば、皮膚の表面(角質層)を軽く剥がしたくらいで綺麗さっぱり無くなることはありません。
皮膚を破っていない部分に残っていた斑点も2〜3日経つとすべて消えてなくなり、指先は元どおりになった、というわけです。
内出血なら数日で消える
この記事を読んでいるあなたも、指先に黒い斑点ができているのでしょう。
不安ですよね。心中お察しします。
内出血であれば数日で消えて無くなります。
なんともお騒がせなやつです。
ただし、
- 1週間経っても消えない
- 斑点の数が増えた
- 斑点の色が濃くなった
などの様子が見られた場合には、医療機関を受診してください。
可能なら、今日か明日にでも医療機関(皮膚科)を受診することをおすすめします(内出血とは限らないので)。
まとめ
指先にできた黒い斑点は、ただの内出血でした(ぶつけた覚えはないけど)。
指先で内出血が起こると黒い斑点となって現れるんですね。
腕や脚をぶつけて起こる内出血はアザになるので、おなじ内出血でも見た目が異なります。
内出血した指先は、皮膚の内側に黒いポツポツがあって、見れば見るほど気持ちが悪い。
とはいえ、ネットで調べた情報だけで素人判断をくだすのは危険です。
内出血なら問題ありませんが、私のように「指を挟んだりぶつけたりした記憶がない」方は、皮膚科で診てもらうのが良いでしょう。
また、ホクロに刺激を与えるのも避けるべきです(ガン化するという説がある)。
黒い斑点の正体がわからない以上、けっして針でつついて皮膚を破ったりしないことですね。
どの面下げてと思いますが。
以上、指先にできた黒い斑点がただの内出血だった話でした。
あなたのソレも単なる内出血であることを祈ります。
ネットで調べると「それはガンだ」という(素人が書いた)情報が出てきて怖くなるばかりなので、これ以上は調べず、病院へいくのが最善です。