女子の部屋を覗き見る罪悪感。『堕落部屋』の感想

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とつぜんですが、女子の部屋を覗いてみたいと思ったことはありませんか?

その願望、叶えられます(合法的に)!

 

この記事では、川本史織による写真集『堕落部屋』を鑑賞した感想を書いていきます。

ぜひあなたもお買い求めください。

 

 

写真集『堕落部屋』の感想

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『堕落部屋』はオタクな女子たちの乱雑とした部屋を写した写真集です。

部屋に住んでいる女の子も一緒に写っているため、どことなく想像力をかき立てられます。

 

見てはいけないものを覗き見ているような感覚で、ページをめくるたびにワクワクしますよ。

 

何が写っているの?

写っているのは基本的に「オタク女子の部屋」です。

そのため、マンガや人形、アニメグッズなどが部屋いっぱいに置かれています。

「本当にここで生活しているの?」と思わずにはいられません。足の踏み場もないくらい物が散乱していたりするので。

 

好きなものに囲まれて暮らすというのがどういうことなのか、『堕落部屋』を眺めているとよくわかります。

ミニマリストとは真逆で、部屋中とにかくアニメや映画のグッズ、グッズ、グッズだらけ。

 

アニメが好きなことと部屋が散らかっていることは、本来関係ないような気もするのですが。

 

彼女の部屋がこんなだったら

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『堕落部屋』には堕落している女子たちの部屋しか出てきません。

そのため、男である私は「彼女の部屋がこんなだったらどう思うだろう?」という視点で一部屋ずつ眺めていきました。

 

9割の部屋が「ナシ。彼女の部屋がこれだったらドン引き」という結論に達するわけですが、それでも想像力を駆使してあれこれ考えるのが楽しかったり。

 

「この部屋に入ったらおれはどこに座るんだろう?」などと考えるんですよね。

で、「物がありすぎて座る場所ないじゃん」って。

コレクションを勝手に触ったら怒られそうですし。

 

 

マンガの順番が適当

それから、めちゃくちゃな順番でマンガを本棚に入れているのが許せませんでした。

1巻の右に4巻で、その右に2巻、みたいな。なんとも気持ち悪い。

 

「これをなんとも思わないのか!」といいたくなってしまいます。

まぁ、なんとも思わないからこその堕落部屋なのでしょうけど。

 

ギャップにキュンとする

堕落した女子しか出てこないのですが、そんな彼女たちの部屋のなかで「おっ」と思うものを見つけることがあります。

 

たとえば女性アイドルのポスターを壁にベタベタ貼ってある女子の部屋に『数の悪魔』なんてタイトルの小難しそうな本が置いてあったりするんです。

 

数の悪魔―算数・数学が楽しくなる12夜

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  • 作者: ハンス・マグヌスエンツェンスベルガー,丘沢静也
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Amazonで調べてみたら税込3,024円となかなかのお値段がします。

よほど数学が好きでなければ買わないでしょう。

だから「おいおいなんだ、じつはめちゃくちゃ賢いのか?」などと考え、妄想が膨らむわけです。

(たぶんこの本の正しい使い方です) 

 

あとは『銀魂』の間に1冊だけ手塚治虫の『火の鳥1巻』が挟まっていたりして。

その『火の鳥』からは「生命について考えた時期があったんだな。……一瞬だけ」などと妄想できたりもします。

 

ウォーリーを探したり、古びた鍵をミッケたりするよりは、『堕落部屋』で意外なものを探すほうがよほど興奮しましたね

テーブルに出しっぱなしのドレッシングを見つけたときは「笑顔で座ってないで冷蔵庫に入れろよ!腐るぞ!」と思いましたが。

 

まとめ

『堕落部屋』は総勢50名の女子たちの堕落した部屋を眺めることができる写真集です。

 

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(そしてこれは私の堕落部屋です)

 

巻末には女子たちのプロフィールも載っていて、アイドルグループ「でんぱ組.inc」からも2人選抜されていました(夢眠ねむ、古川未鈴)。

調べてみるとでんぱ組.incのメンバーは6人全員がコアなオタクだそうなので、だったら6人分載せてもよかったような気もします。

あるいは、残る4人は堕落していなかったのかもしれません。

 

と、このようにしょうもない妄想をかき立て、ブドウ糖の浪費を促す素敵な写真集でした。

ぜひあなたも女子の部屋を覗き見る罪悪感を味わってみませんか?

 

堕落部屋

堕落部屋

 

以上、『堕落部屋』を鑑賞した感想でした。