読書好きのみなさん。もしかして本の購入をネットだけで済ませていませんか?
この記事では「読書家が大型書店を訪れる2つのメリット」をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
読書家が大型書店へ行くメリット
東京や大阪などの大都市には、かならず大きな書店がありますね。
ネット上でなんでも買える便利な時代ですが、アナログな大型書店にも見逃せないメリットが存在するのです。
ネット書店だけで本を買うのではなく、ぜひ大型書店に足を運びませんか?
1. 大型書店には本との出会いがある
大型書店には予想外の出会いがあります。
もちろん異性との出会いではなく(その可能性もゼロではありませんが)、素敵な本との出会いです。
ネットで買うと偏る
ネットで本を買うと、どうしても傾向が偏ってしまいませんか?
高度なアルゴリズムが「どうせこんなん好きでしょ?」と自分の好みに合わせた情報ばかりが表示してくるため、なかなか新しいジャンルの開拓ができません。
気がつくと自己啓発書ばかり、恋愛指南書ばかり買っている、なんてことも。
よって、ネット上で本当の「偶然」を期待するのは難しいといえます。
まったく興味のなかったジャンルや、売れ筋ではないけれど面白そうな本に出会うには、家を出て、自分の足で大型書店を歩くのがベストです。
あえて未開のジャンルに挑む
ネット書店とちがい、気になる本をザッと立ち読みできるのもリアル書店のメリットです。
先日私は都内の大型書店で「タランティーノ監督のスゴさ」を解説した本、ヌード写真集、ゾンビの歴史を紐解いた本などをパラパラと見ました(ヌード写真集はとくに入念に)。
こうした出会いはネット書店ではなかなかできません。
アマゾンが私におすすめしてくる本は、なぜだかいつだってホリエモンの著書やそれに類するもので埋め尽くされていますから。
そんなわけで大型書店に行く1つめのメリットは、「知識や興味の幅が広がること」だといえます。
2. 大型書店は読書家にとってのテーマパーク
読書好きにとって大型書店はテーマパークのような存在です。
行くだけでワクワクしますし、何時間でも過ごせてしまう。
精神的に落ちこんでいる、恋人ができない、痩せたい……。たとえどんな悩みを抱えているとしても、かならずその悩みを解決してくれる本がある。
それも救いになる本が、いま自分がいるこの大型書店のどこかにあるわけです。
そう思うと万能感が湧いてきます。
抱える悩みはすべて解決されたも同然で、怖いものなんて何もない。私の人生はすべて思い通りなのだ、的な。
しかも入場料は無料
しかも本物のテーマパークとちがって大型書店は入場料がかかりません。
誰でも無料で楽しめます。
大型書店にいるお客たちもほぼ例外なく読書好きです。つまり同志。読書家にとってはなんとも心地いい空間ですよね。
こんなにも素敵な大型書店へ行かずにネット上で購入を済ませてしまうだなんて、もったいない話ではありませんか?
ぜひ大型書店で大量の本に囲まれて、恍惚とした気分に浸るべきなのです。
まとめ
もしも住んでいる地域に大型書店がなければ、東京や大阪へ出かけましょう。
大型書店を訪れるためだけに。
私はときどきそうしています。
住んでいる長野県の田舎町には小さな書店しかなく、ただでさえ狭い店内にはCDやらDVDやらの販売スペースもあって、どういったらいいのか、とにかく全然ダメダメです。
いうまでもなくヌード写真集などありゃしません。
読書家であれば東京や大阪に足を運ぶべきですし、大都会の大型書店には、わざわざ訪れるだけの価値があります。
スマホの画面上に表示される「自分にとって心地よい本」だけで満足せず、スマホを捨て、ぜひ街に出ましょう。
以上、読書家が大型書店を訪れる2つのメリットでした。