堀江貴文著『あり金は全部使え』という本があります。
本書を買わずに、図書館で借りる人がいるようです。
そんな人たちにいいたいことがあるので、この記事を書きました。
『あり金は全部使え』を図書館で借りる人に物申す!
『あり金は全部使え』を図書館で借りる人は、たぶん、あり金を全部使う人には生まれ変われません。
だから「アンタは読んでもムダだ!」と声を大にしていいたい。
『あり金を全部使え』を図書館で借りるのは、ほとんどギャグに近い行為です。
予約まで入っている
近所の図書館を調べてみたところ、『あり金を全部使え』には7件の予約が入っていました。
つまり7人が本書を読むために順番待ちをしているわけです。
7番目の人が借りられるのは、およそ4ヶ月後になるでしょう。
「それでもいい」と。
「たとえ読めるのが4ヶ月後になってもいいから、書店で買わずに、どうしても図書館で借りてタダで読みたいんだおれは」と。
そんなケチな人が、『あり金を全部使え』を読んで大変身できるとは到底思えません。
彼ら/彼女らがあり金を全部使うことはないでしょう。
「あり金を全部使う素質」みたいなものが決定的に欠けているのです。
せめて買って読むべし
もしお金をどんどん使って人生を好転させたい、あるいは人として成長したいと考えているなら、せめて、せめて本書を買うくらいの行動はとって然るべきです。
1500円もあれば単行本を買えますし、Kindle版はさらに安く買えます。
1500円をケチって4ヶ月待ちの列に平気で並ぶような人が、はたして5ヶ月後に「金は使ってナンボジャーい!」と叫びながら、方々へお金をバラまいているでしょうか。
本はすべて書店で買うようにし、図書館の予約画面をブックマークから削除しているでしょうか。
思うに、そうした劇的な変貌を遂げることはなく、5ヶ月後にも本を図書館で予約し、節約に励んでいるはずです。
お金をなるべく使いたくない人が『あり金を全部使え』を読むのは、まるで人魚が『O脚の治し方』を読むようなもの。
なんというか、意味がありません。
節約本がおすすめ
本を買わずに済むなら4ヶ月でも待つ方々は、あり金を全部使うように推奨する堀江貴文氏の著書よりも、節約を勧めるべつの著者の本を読むほうが有意義です。
『金は借りるな!本はどんどん借りろ!』 みたいな。
そんな本がこの世にあるのか知りませんが。
まとめ:『あり金は全部使え』はケチが読んでも意味がない
4ヶ月待つことを厭わない吝嗇家が『あり金を全部使え』を読んだところで、たぶんなにも変わりません。
読むだけムダです。時間のムダです。
この記事を読んで「ケチ呼ばわりするとはなんだ、この野郎!」と憤慨した方は、いますぐ書店に行き、『あり金は全部使え』を自腹で買ってください。
お金を使って人生を動かしたいと考えているならば、それくらいの行動はとって当然です。
その際には、図書館の予約をキャンセルすることをお忘れなく。
そうすれば私の順番がはやく回ってくるので。
以上、『あり金は全部使え』を図書館で借りる人に物申す、でした。