この記事では堀江貴文著『儲け方入門〜100億円稼ぐ思考法』を読んだ感想を書いていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
『儲け方入門〜100億円稼ぐ思考法』の感想
本書は堀江貴文氏がライブドア社長だった2005年に出版されたものです。
100億円稼ぐ思考法ということで、「とにかく起業しろ」と書かれていました。
「稼ぎたいなら起業すべし」と。
起業のススメ
「いや、自分に起業なんて無理だよ」
そんなふうに感じる方がほとんどではないでしょうか。
私も「ムリ!」って思いました。
が、ホリエモンは「やってみなければわからない」とバッサリ切り捨てます。
だから起業できるかどうか悩むのはナンセンスである、と(悩んでも答えはわからないので)。
それもそうだな!と感化されたところで、私はなにもビジネスアイディアを持っていないことに気づきました。
なお、ホリエモンは「大学なんて時間の無駄」とも述べています。
大学なんて行ってる暇があったら起業しろ、と。
まるでお母さんが「宿題やりなさい」と連呼するように、堀江氏は「起業しなさい」を連呼しています。
飛行機と車のたとえ
「会社員として働いていたほうが安心」
多くの人がそう感じています。
ですが、ホリエモンはこうした感覚について「大きな飛行機は安全、自分が運転する車は危ないと考えるのといっしょ」だと述べているんですね。
他人が運転する乗り物に乗るか、自分で運転するか。
そう考えると飛行機といえど事故は起こりますし、自分で運転してみようかな、なんて気にもなったりします。
まぁ、肝心のビジネスアイディアがないんですが。
堀江貴文はブレない
2005年に出版された本書を、2019年に読みました。
出版から14年経っているわけですが、ホリエモンの考え方がいまとほとんどいっしょで、驚かされます。
まったくブレていません。
『あり金は全部使え 貯めるバカほど貧しくなる』という2019年に出版された本の考えが、2004年出版の本書でも述べられていますからね。
あとは、とにかく時間を大切にするところ、睡眠時間を削らないところ、 グルメを楽しむところ、情報収集にかける熱意、ぜんぶいまとおなじ。
つまり14年前から変わっていない。
これだけブレずに生きられることに感心してしまいます。
3ヶ月前に「犬が大好き!」なんていっておきながら、平気で「猫が一番!」とかいって猫を飼っている女性とかいますし。
発言と行動の一貫性こそが、彼がもつ説得力の根底にあるのかもしれません。
浅草キッドとの対談
ラスト4分の1ほどのページを割いて、浅草キッドとの対談が載っています。
これは微妙でした。個人的に「対談」が好きではないので。
どうもページ数稼ぎのような気がしてしまい、辟易します。
内容もほとんどないため、対談は読まなくてもいいでしょう。
まとめ
もし著者のさまざまな物事にたいする考え方を知りたいのなら、本書がおすすめです。
幅広く端的にまとめられているので。
堀江貴文氏は2019年も多くの著書を出しています。
それも「お金」や「時間」など1つのテーマに絞って本を出版していますが、根底にある考えを知っていれば、改めてそうした文章を読む必要はないのかもしれません。
根源があって、それに「肉付け」して本にしているだけ、ともいえます。
その「根源」を知るのに最適なのが本書です。
以上、 堀江貴文著『儲け方入門〜100億円稼ぐ思考法』を読んだ感想でした。
100億円稼げたらご報告します。