『「本当の自信」を手に入れる9つのステップ』を読んだ感想

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あなたは自分に自信がありますか?

 

この記事では精神科医・水島広子著『「本当の自信」を手に入れる9つのステップ』を読んだ感想を書いていきます。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

『「本当の自信」を手に入れる9つのステップ』の感想

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本書には、「どんなときにも折れない本当の自信を手に入れる方法」が書かれています。

 

失敗をしたり、誰かに非難されたりすると、自信はポキッと折れてしまうもの。

でも折れてしまうのは、それが「本当の自信」ではないからなのだそうです。

 

持ち物や能力はそのままでいい

本当の自信を手に入れるために、持ち物やできことを変える必要はないと著者はいいます。

 

所有物や能力によってもたらされる自信は、本当の自信ではないからです。

 

たとえば1000万円の高級車を買って「おれはすごい人間なんだ」と感じたとしても、それはただ車が高級なだけで、自分が偉くなったわけではありません。

つまりニセモノの自信です。

むしろ、自分に自信がないからこそ、高級車や高級ブランドで身を固めて自信を持とうとしているともいえます。

 

本当の自信は、こうした持ち物やスキルに影響されません。

もし自信の無さを埋めるためにブランド品や高級品を買おうとしているなら、やめたほうがいいでしょう。

ただの浪費になってしまいます。

 

 

自信がない人ってどんな人?

自分に自信がない人にはいくつかの特徴があるといいます。 

 

たとえば、「自分は価値が低い」と感じていること。

自己肯定感が低いと言い換えることもできます。自分はダメなヤツなんだ、と。

これは本当の自信を持てば改善します。

 

それから、他人の目を気にしすぎる人

人からどう思われるかを気にしすぎているせいで、自分の気持ちをよくわかっていません。

このタイプも、本当の自信を持つ必要があるといえます。

 

本書を読んでいて、「おれは他人の目を気にしすぎているのかもしれない」と気がつきました。

 

かつては自信家だったのに?

興味深かったのは、「かつて自信家だったのにいまは心を病んでいる人も少なくない」という内容です。

 

これは「できる」ことから生まれた自信だったから。

おれは誰よりも勉強ができる。おれは上手にサッカーができる、など。

 

こうした自信は折れやすいんですね。

なぜなら、上には上がいるからです。

進学校に入って「おれより勉強のできるヤツがいる!ガーン!」となって、自信を失ってしまう。

そうすると、自信を失うと同時に「人間としての自分の価値」まで脅かされて感じる。

 

だから精神的に参って心を病んでしまう、と。

したがって、成果によって自信を築くのは危険だといえますね。不安定なので。

 

自信を手に入れるレッスン

本書の前半は、これまで説明してきた「なぜ自信がないのか」について書かれています。 

そして後半から、本書の肝である「自信を手に入れるためのレッスン」が始まります。

 

ここで手に入れた自信は、ちょっとやそっとで揺らぐことはありません。

何にも影響を受けない本当の自信です。

詳しい内容は割愛しますが、他人の批判を受け流す思考法など、参考になる具体策が紹介されていました。

 

まとめ

本書を読めば 「なぜ自分に自信がないのか」が分かりますし、「じゃあどうすればいいのか」も分かります。

さすがは精神科医、プロが書いた本だと感じました。

 

本書を読んで、私は自信満々とまではいきませんが、自信満くらいには達しています。

ぜひあなたも本当の自信を手に入れてみては?

 

小さなことに左右されない 「本当の自信」を手に入れる9つのステップ

小さなことに左右されない 「本当の自信」を手に入れる9つのステップ

 

以上、 水島広子著『「本当の自信」を手に入れる9つのステップ』を読んだ感想でした。