もっと脳が冴える方法があるとしたら、知りたくありませんか?
この記事では、高山雅行、杉浦理砂著『ブレインフィットネスバイブル』を読んだ感想をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
『ブレインフィットネスバイブル』の感想
「脳が冴えつづける最強メソッド」ということで、脳のパフォーマンスを向上させるさまざまな方法を知ることができました。
運動、知的刺激、食事、睡眠、ストレスケアの方法など。
書かれている内容はすべて、信頼性の高い研究論文などがもとになっています。
ブレインフィットネスとは
本書のタイトルになっているブレインフィットネスというのは、「脳の健康な状態を維持するために行う総合的な取り組みのこと」を指すそうです。
多くの選択肢にさらされている現代人は脳が疲れやすい。さらに、デスクワークで自律神経が乱れやすい。
つまり私もあなたも、いや、すべての人がブレインフィットネスを実践すべきであるとのこと。
- 記憶力や思考力が高まる
- アイディアが湧きやすい
- 前向きな気持ちになれる
- 意欲的になれる
- 感情をコントロールしやすくなる
- 集中力がアップする
以上がブレインフィットネスのメリットです。やらない手はありませんね。
とくに魅力的なのが、「感情をコントロールしやすくなる」という項目。柿の種を食べたくなる衝動を抑えたいので。
ぜんぶは無理!
本書を読み、すべてを実践するのはあきらめました。
最低でも毎日7時間は眠って、下半身中心の筋トレをする。
糖質を摂りすぎないように注意しつつ、1日8000歩、およそ20分のウォーキングを行う。
生活にヨガを取り入れ、食事は1975年頃の日本食を心がける。
まだあります。
お酒を飲まず、タバコを吸わず、孤独を避け、これまで経験したことのない新しいことに挑戦しつづけ、「いまここ」に意識を集中し、マルチタスクをやめ、生活にヨガ……はもう書いたから……。
というわけで、ご覧のとおり「脳が冴えつづける最強メソッド」はバリエーション豊富です。
やることがたくさんあって、もはや覚えられません。
脳が冴えるための方法を覚えられない。じゃあ、覚えられるように脳を冴えさせなきゃ、って。コントの世界です。
できそうなものをいくつか選んで実践していくのが良いでしょう。
脳は何歳からでも鍛えられる
脳は何歳からでも鍛えることができます(認知機能の改善など)。
つまり筋肉とおなじで、鍛えるのに遅すぎるということはないのです。これには希望が持てます。
なお、親に患って欲しくない病気の1位が認知症だというので、50代、60代であっても、ブレインフィットネスは欠かせませんね。
認知症には根本的な治療法がないため、日々の心がけで予防することがなによりも大切です。
だからといって、上に書いた「修行のような生活」を送る必要はありませんが。
まとめ
本書を読み、私は食生活を変えました。
推奨されていた1975年ごろの日本食にチェンジしたのです。
具体的には、食材の種類を増やし(いろんなものを少しずつ)、揚げ物や炒め物を減らし、出汁や発酵系の調味料を増やす。
そして砂糖や塩の摂取を控える、ってなもんです。
おかげで食卓が、1975年ごろの懐かしい感じになりましたね。
まぁ私、1993年生まれなんですが。
- 記憶力や思考力が高まる
- アイディアが湧きやすい
- 前向きな気持ちになれる
- 意欲的になれる
- 感情をコントロールしやすくなる
- 集中力がアップする
ぜひ、あなたもこんなパーフェクトな脳を手に入れませんか?
私の明快かつユーモラスな文章から、本書の内容がいかに効果的かがご理解いただけたかと思いますので。
高山雅行、杉浦理砂著『ブレインフィットネスバイブル』を読んだ感想でした。