三浦雄一郎著『歩けば歩くほど人は若返る』を読んだ感想

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ウォーキングは最高のアンチエイジング、なんだとか。

 

この記事では、三浦雄一郎著『歩けば歩くほど人は若返る』を読んだ感想をご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

『歩けば歩くほど人は若返る』の感想

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本書は登山家・三浦雄一郎氏によるウォーキングのススメです。

 

60代でメタボ体型になってしまった著者が、その後いかにしてエベレスト登頂を目指したのか。

トレーニングの方法などに触れつつ、ウォーキングのメリットが紹介されていました。

 

登山ではなくあくまでも「歩くこと」を推奨しているので、本書に感化されたらすぐに行動できるところがいいですね。

いきなり「よし、登山をするぞ!」とはなりにくいので。 

 

説得力がある

歩くことを勧める書籍はたくさん存在します。

そんななかで本書が優れているのは、著者が登山家であることです。

 

「歩く」ことのスペシャリスト。文章の持つ説得力がちがいます。

無名の作家が書いた「作家になる方法」よりも、売れっ子作家が書いた「作家になる方法」のほうが、読んでみたいと思いますよね。

本書にもおなじことがいえます。 

 

ただ歩くだけではない

歩くことで骨密度が上がる。さらには筋力もつく

だから若返るのだとか。

 

が、さすがは鉄人三浦雄一郎氏。

勧めている内容が尋常なものではありません。

 

タイトルから想像するに、高齢の方が想定読者だと思うんです。

ですが内容はなかなかハードです。まずアンクルウエイトを買うべし、と。

いきなりこうきます。 

 

 

アンクルウエイトを買う?

アンクルウエイトは「足につける重り」のことですね。 

 

著者は東急ハンズで片足1kgのアンクルウエイトを買い、それを足につけてそこらじゅうを歩いているのだとか。

(さらに12kgの重りを入れたリュックを背負って)

 

こうしたウォーキングを著者はヘビーウォーキングと呼んでおり、インナーマッスルを鍛えるのに有効だと述べています。

足に重りをつけることで、腸腰筋などのふだん使わない筋肉を鍛えられるのだとか。

 

ふつうに歩くだけでもそこそこの運動になりますが、それではダメ。

アンクルウエイトをつけて歩くのがいいそうです。

 

歩き方・呼吸の仕方

それから本書では、正しい歩き方や呼吸法についても紹介されていました。

 

まちがった歩き方をしていては膝や腰などに支障をきたす可能性があります。

元気に長くウォーキングをつづけるためにも、ぜひ正しい歩き方、それから呼吸法はマスターしておきたいところです。

 

まとめ

三浦雄一郎氏はアンクルウエイトをつけ、鉄板の入った登山靴を履いて、結婚式、パーティー、祝賀会などに参加しているとのこと。

鉄人というか、変人というか。

 

いまのところエベレスト登頂の予定がない私は、アンクルウエイト無しでとりあえず歩こうと思いました。

『歩けば歩くほど人は若返る』ということは、裏を返せば「歩かなければ歩かないほど人は老いる」わけですからね。

 

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田舎に住み、どこへ行くにも車を使ういまの生活に危機感を覚えます。

もっと歩かないと、 エベレストよりもっと高いところに行ってしまうかも

 

歩けば歩くほど人は若返る

歩けば歩くほど人は若返る

 

以上、三浦雄一郎著『歩けば歩くほど人は若返る』を読んだ感想でした。