ホントにできる?『1冊10分で読める速読術』を読んだ感想

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生きている間に読める本は有限です。

それなら、1冊でも多くの本を読みたいと思いませんか?

(思わない方とはここでお別れです)

 

この記事では、佐々木豊文著『1冊10分で読める速読術』を読んだ感想をご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

『1冊10分で読める速読術』の感想

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本書には速読スキルを身につけるための方法や、速読のメリットについて書かれています。

 

なんでも、著者が提唱する速読脳開発プログラムなるものにそってトレーニングすれば、1冊を10分で読めるようになるのだとか。

1分間で1万字を読む計算です。1ページあたりに割く時間はわずか3秒。 

 

1ページをたったの3秒で読む光景などイメージできませんが、とにかく説明を読んでみることに。

(活字のないグラビアアイドルの写真集でさえ1ページ3秒以上はかかりますが)

 

速読は飛ばし読みではない

まず、速読というのは、飛ばし読みや拾い読みとはまったくの別物なんですね。

 

本に書かれている内容すべてをきちんと読む。だから速読。

太字や、棒線が引かれた箇所だけを読むわけではないようです。

想像していたよりも速読は律儀でした。

 

速読には目のトレーニングが必須

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1ページを3秒で読むためには、目を素早く正確に動かす必要があります。

そのためにはトレーニングが欠かせず、このトレーニングこそが速読の肝なんだそう。

 

トレーニング方法も説明されており、読みながら読者も実践することができるようになっています。

実際に目をキョロキョロ動かしながらも、私はまだ半信半疑です。

「これで本当に速読をマスターできるのか?」と。

 

それから、速読をするためにまばたきの回数は少ないほうがいいと著者は述べていました。

1分に1回とか、3分に1回とか。 

ドライアイには厳しい条件です。

 

 

速読者の脳について

速読をマスターしている人は、一般人と脳の使い方がちがっているといいます。

 

左脳にある言語野の活動を抑制し、かわりにイメージと関係する右脳後頭部を活性化させているのだと。

つまり、本の情報を処理する際のアタマの使い方がちがうというわけですね。

 

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理解をするときに言語ではなくイメージを用いる

「セクシーで魅力的な女性」という言葉を言語として処理せず、ダイレクトにイメージへと置き換えているのです。

 

では、どうして右脳を使うのか。

それは左脳よりも右脳のほうが情報処理スピードが速いからです。

高速で処理できる右脳を用いることで、速読は可能になります。

 

まとめ

正直な感想としては「速読はできそうにない」といったところ。

やっぱりなんだか難しそう。

 

まるで「ジャグリングのやり方」についての本を読んだような感覚です。理屈はわかったけど、できねぇなっていう。

 

本書を読んで速読の仕組みは理解できましたが、それでもやはり超人ワザにしか思えず、マスターしようと思えません。

だいいち私はドライアイの時点で失格ですし。

 

とはいえ、偉人や天才たちがみな膨大な量の本を読んでおり、ビル・ゲイツ氏も「1つスーパーパワーがもらえるなら、本をすごい速さで読める能力が欲しい」と話していることは無視できません。

 

よく多読か精読かなんて話がありますが、速く正確に読めるのが一番です。

ですので読書好きとしては、速読とまではいかなくとも、せめて読書スピードは上げたいところ。

つべこべ言わず、もうちょっと速読トレーニングしてみます。

 

「1冊10分」で読める速読術 (知的生きかた文庫)

「1冊10分」で読める速読術 (知的生きかた文庫)

 

以上、佐々木豊文著『1冊10分で読める速読術』を読んだ感想でした。

1ページ3秒って、絵本でも難しいと思うのだけど……。