冬に長野県へ旅行をする際、スタッドレスタイヤ(冬用タイヤ)が必要なのかどうか気になりますよね。
雪の予報じゃなければノーマルタイヤでも大丈夫かな、などと考えたり。
そこでこの記事では「冬の長野県ではスタッドレスタイヤが必須なのか」について書いていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
なお、私は長野県在住です。
冬の長野県はスタッドレス必須?
結論からいえば、スタッドレスタイヤは欠かせません。必須です。
たとえ雪の予報ではなく道路に雪がないとしても、ノーマルタイヤで走行するべきではないでしょう。
というのも、日陰に雪が残っていたり、道路が凍っていたりするから。
凍結した路面でスリップする危険性があるので、スタッドレスタイヤは必須だといえます。
スリップした品川ナンバー
一般道に雪がなくても、標高の高い峠道には雪が残っていることがあります。
寒くて溶けないんですね。
以前、和田有料トンネルの先でスリップし、岩肌に激突した車を見ました。
品川ナンバーのコンパクトカーです。
3月下旬だったので、 ノーマルタイヤだったのかもしれません。
部分的に雪が残っている場所で(直線の下り坂)でスリップし、クラッシュしていました。
長野県で冬にスリップして事故を起こすのは、県外ナンバーあるあるです。
よく見かけます。
長野県民はたいてい11月、12月〜4月、5月ごろまでスタッドレスタイヤを装着しています。
冬に長野県を訪れる際にはかならずスタッドレスタイヤを履き、運転にじゅうぶんご注意ください。
長野県の寒さは尋常でない
冬の信州の寒さを知っていますか?
冷えっぷりたるや尋常ではありません。
北海道出身の知人が「長野県の寒さには耐えられない」と音を上げるほどです。
大学教授が上下スキーウェアを着て講義をしてしまうほどの寒さです。
教授がクレイジーなのではありません。寒さがクレイジーなのです。
沖縄出身の知人は「帰りてぇ」しか話さなくなります。
それが信州の冬です。極寒です。
当然ながら道路も凍っているため、ノーマルタイヤで走行するのは危険です。
さながら裸足で砂漠を歩くようなもの。
確実に足の裏を火傷しますよね。
それといっしょだとお考えください。
「冬の長野県にノーマルタイヤで行っても平気ですか?」という質問は、「砂漠を裸足で歩いても平気ですか?」と訊いているも同然。
愚問です。平気なわけがありません。
まとめ
冬の長野県の道路事情についてお伝えしてきました。
スタッドレスタイヤは必須です。
が、スタッドレスタイヤさえ履いていれば安心というわけではありません。
スタッドレスとはいえ滑るときは滑ります。スパイクタイヤではなく、しょせんはゴムなので。
油断せず慢心せず、どうか安全運転でお越しください。
(品川ナンバーのコンパクトカー2号にならぬよう)
極寒の地で入る温泉は最高ですし、温かい信州そばは絶品です。
冬の長野県民は、みなさまのお越し……というよりも、春の到来をお待ちしております。
以上、冬の長野県ではスタッドレスタイヤが必須なのか、でした。
レンタカーを借りる場合にも「スタッドレスを履いているかどうか」は要確認です。
長野県内でレンタカーを借りれば、ほぼまちがいなくスタッドレスタイヤを履いているとは思いますが。
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