中途半端な状態が許せない。
なにごとも完璧でなければならない。
こうした考えを持つ"完璧主義者"というのは車を持つのに適していないと思うのです。
この記事では、完璧主義者がマイカーを持つデメリットついて書いていきます。
「自分は完璧主義かもしれない」と感じる方はぜひ読んでみてください。
完璧主義者が車を持つと苦労する
完璧主義者はあらゆる物事に完璧さを求めます。
それは所有している車も例外ではありません。
ときどき街中でボディが凹んだまま走っている車を見かけますが、完璧主義者には理解不能です。
なぜ修理しないんだ。
いったいどういうつもりなんだ、と。
だから当然、自分が所有する車にも細心の注意を払います。
ボディに鳥の糞が落ちていたらすぐに拭き取りますし、ちょっとでも傷がついたらコンパウンドで磨きます。
が、どうしても車には傷がつきます。
飛び石が当たったり、枝に擦ったり、駐車場でドアパンチをされたり……。
これが完璧主義者にとっては許せないんですね。
なぜなら、つねに完璧さを求める人間は「車に傷ひとつあってはならない」と考えているからです。
小さな傷も許せない
私自身がそうです。愛車についたどんな小さな傷も許せません。
洗車をしていて、身に覚えのない傷を発見したとします。
誰も気づかない程度の本当にわずかな傷でさえ、どうしても我慢ならないんですね。
すぐに物置からコンパウンドを持ってきて徹底的に磨きます。ボディについた傷を消すまで気持ちが落ち着かないのです。
隣の車が近かったら
駐車場に戻ったときに、隣に止めてある車が近い。
こんな状況でも胸がザワザワします。
「ドアをぶつけられていないか」などと不安になり、ボディを隈なくチェックします。
隣の車に初心者マークや高齢者マークがついているといっそう不安になります。
自分でも面倒な性格だと思いますし、妻も呆れています。
が、どうしても傷が許せない。大事な車に傷があるなんて我慢できません。
飛び石が当たった数ミリの傷もタッチアップペイントで丁寧に消しますし、飛び石が嫌で高速道路を使わずにいた時期もあります。
完璧主義というか、几帳面というか。
で、こんな性格ゆえに、だんだんと車を持っていることに疲れてきました。
完璧主義者、車を売る。
あまりに精神的ストレスが大きかったため、乗っていた車を売ることにしました。
田舎に住んでいるのでだいぶ移動が不便になりましたが、それ以上に、車を手放した爽快感のほうが大きいんですよね。
「これでもう車の心配をしなくていいんだ」ってな具合に。
たとえば、ペットを飼うのにも向き不向きがあります。
面倒見が良い人は向いているし、責任感のない人は向いていない。
おなじように、車の所有にも向き不向きがあるのです。
完璧主義者および几帳面すぎる人は向いていません。おそらく、車を持たないほうが幸せでしょうね。
まとめ
私の知人に几帳面なヤツがいます。
彼は新車で買った車を「ボディの傷を気にすることに疲れた」という理由で売りました。
そしてボロい中古車に乗っています。
これを踏まえていえるのは、完璧主義者は、
- 車を持たない
- ボロい中古車に乗る
このいずれかにしておくのが無難だということです。
まちがってもピカピカの新車や、こだわりの高級車を買ってはいけません。
その所有によって得られる幸福感は、苦悩によって打ち消されます。
もしこの記事を読んでいるあなたも「小傷が気になってしょうがない」という性格の持ち主であれば、たぶん車の所有には向いていません。
便器が汚れるのとおなじように、ごく自然と車には傷がつくものなので。
というわけで、あなたに「車を売っちゃえば?」 というメッセージをお送りして終わりにしたいと思います。
誰も教えてくれませんが、車の所有には適性がある、という話でした。
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