検索流入に頼っているブロガーはSEO対策を無視できません。
死と税金と、それからSEO対策からは逃れられないのです。
というわけでSEO対策に向き合ってみました。
この記事では、鈴木良治著『SEO対策のためのWebライティング』を読んだ感想をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
『SEO対策のためのWebライティング』の感想
私のようなSEO初心者にとっては「なるほど」と思う内容が多くありました。
オリジナリティが大事
まず学んだのは、コンテンツにはオリジナリティが欠かせないということ。
オリジナリティといっても、語尾を「やんす」で統一するなど、そういうことではありません。
内容の独自性ですね。
いちばんやってはいけないのが、他のサイトから得た情報だけで記事を書くことです。
というわけでみなさん、当ブログの記事をパクらないようにお願いします。
「パクるほどの情報が載っていない」という指摘は否めません。
感覚に頼らないこと
それからSEO対策をする上では、感覚に頼らないことも重要なのだそう。
キーワード選定をするにしても、検索ボリュームなどをきちんと調べること。
「一戸建て」と「一戸建」はどちらのほうが検索数が多いのかを確認すること。
いっしょに検索されるワードにはどんなものがあるかをリサーチすること。
こうして徹底的にデータに当たる。なんとなくでキーワードを選んで、なんとなくで書かない。
これは私にとって、耳鼻科に救急搬送されるレベルで耳が痛くなる話でした。
当サイトの記事は、ほとんどすべてがフィーリングによって誕生しています。
検索ボリュームのチェックをしていたなら、きっとこんな記事は生まれていません。
「おれは熱心になにをやっていたんだ」ってなもんです。
まるで、21世紀に本気で馬車を作っていたかのような(正しく情勢を知るのが大事ですね)。
マイナス要素を伏せないこと
記事で商品などを紹介する際には、プラス要素だけではなく、マイナス要素にも言及したほうが良いといいます。
あえて欠点にも触れたほうが、読者からの信頼感が増すのだとか。
なるほど。これは割とできていました。
しばしば書いている本の感想記事では、しばしばその本が持つマイナス要素を紹介しています。
なかにはマイナス要素しか挙げていないような本もあります。
だからでしょうか。紹介した本が売れません。
信頼を得るかわりに購買意欲を削ぎ落としているようです。
なんだか難しいですね。
ちなみに本書(鈴木良治著『SEO対策のためのWebライティング』)のマイナスポイントは、どのページにも美女が載っていないことです。
まとめ
イメージではなく数値を信頼すること。
これがもっとも大切だと感じました。つまり感覚に頼るな、と。
そのためにツールを使って検索ワードを選定し、脱字チェックを行い、アクセスを分析して改善していく。
なにからなにまで数字で把握する。
なんとなくを排除する。
まずはここがスタートですね。
その上で、オリジナリティがあって質の高い記事を書くわけです。
なお、本書にはさまざまな無料ツールが紹介されています。
キーワード選定にはこれ、誤字チェックにはこれ、アクセス分析ならこれと具体的に示されているので、すぐにでも活用できます。
ただ、「狙ったキーワードの出現率を〜%にすべし」という意見には賛同しかねました。
そこまでやる必要はないだろう、と。
根拠はありません。ただ面倒くさいだけです。
キーワード出現率の調整が面倒くさいのです。
調理時の「塩こしょう適量」みたいな感じで、「キーワード適量」でいいと思うんですけどね。
以上、鈴木良治著『SEO対策のためのWebライティング』を読んだ感想でした。