図書館で立ち読みをする人がいます。
どういう了見なんだかさっぱりわかりません。
あなたも図書館で立ち読みしている人を「迷惑だなぁ」と思ったこと、ありませんか?
この記事では「図書館で立ち読みしないで」というメッセージを発信していきます。
図書館での立ち読みがなくなることを願って。
図書館で立ち読みしないでくれますか?
書棚の前に突っ立って本を読む人がいます。
ちょっと目次だけ確認をするとか、気になる箇所をパラパラ読むとか、そんなやさしいレベルではありません。
ガッツリ読んでいるのです。
これが書店であれば理解できます。
本の代金1500円を払わずにタダで情報をゲットしてやろう、というケチな根性が働くのでしょうね。
本屋で10〜20分立ち読みをする人も珍しくありません。
が、ここは書店ではなく図書館です。
「そんなに内容が気になるなら、借りて帰って家で読め」ってなもんです。
なぜ借りない?
無料で借りられるんですから、借りて帰ったらいいのです。
それなのに、 棚の前に立って粛々と読んでしまう人がいるんですよね。
こっちだって棚に気になる本があるのに、立ち読み星人のせいで物色できません。
借りるという発想がないのか、あるいは図書館のカードを持っていないのか。 図書館のシステムを理解していないか。書店だと思い込んでいるのか。
なんだか知りませんが、どいて欲しい。
私はそこらを物色したいのです。
「じゃあ声をかければいい」
そう感じる読者もいるでしょう。
が、そんな勇気はありません。「ここで立ち読みするなよ」なんてとてもいえない。
だからこうして記事にして、ジワジワと広めていることをご理解ください。
せめて移動して欲しい
借りる借りないはどうでもよくて、ただ棚の前から消え去って欲しいんですね。
邪魔というとアレですけど、ほかに表現が見つかりません。邪魔です。迷惑です。
館内のイスに座って読むとか、ソファで読むとか、いくらでも場所はあります。
わざわざ棚の前で読むことはない。それも10分も20分も。
かりに立って本を読みたいのだとしても、べつに棚の前である必要はない。どこか適当な壁に向かって読んでいればいい。
借りもしなければ移動もしない。
ただ棚の前に突っ立って読みつづける。なんとも不思議な行為です。
ずっと周囲をウロウロしている私がその界隈を物色したい可能性について、ちょっとは考慮して欲しいものですが。
それとも彼は彼で「あの、図書館でウロウロしないでくれますか?」なんて記事をぶちかましているのでしょうか。
まとめ
まったく移動する気配がなく、読破を目指しているような雰囲気であれば、やむを得ず隣に並びます。
ここまでして、ようやくスライドしてくれるんですね。
ただ、表情がまた問題で「なんだコイツ」みたいな目でこちらを見てくるのです。
「なんで急に隣に来るんだよ」みたいな。
「パーソナルスペースを侵害してくるんじゃねぇよ」的な目で。
なんでやねーん!と声を大にして叫びたい気分ですが、いかんせん図書館なので、そうはしません。
そうしてようやく棚を物色するわけですが、借りたい本が1冊もない、そんなこともあります。
どかしておいて収穫ゼロではだいぶ気まずいので、適当に「貧困とはなにか」みたいな小難しい本を手に取り、パラパラとめくり、棚に戻し、その場を去りますね。
なんにせよ、書店ならともかく、図書館での立ち読みは意味がわかりません。
新車のシートに被せてあるビニールを取らない人くらい摩訶不思議です。
やめてください。
以上、図書館で立ち読みしないでくれますか?という届かぬ願いでした。