自由な人生を歩んでみたいと思いますか?
そのためにはまず「自分の趣味を発信する」ことから始めるのがいいそうです。
この記事では、クリス・ギレボー著『自分再起動 自由度の高い人生を生み出す究極の方法』を読んだ感想をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
『自分再起動 自由度の高い人生を生み出す究極の方法』の感想
「好きなことに取り組んで発信しよう。そうすれば遊びと仕事の垣根がない生活ができるよ」というのが本書の趣旨です。
そのためには自分だけのクエスト(冒険)に挑むのが重要なのだそう。
たとえば著者の場合だと、「世界のすべての国を訪れる」というクエストに挑み、実際に達成したといいます。
とはいえ、ただ黙々と旅をしていてはお金を得ることができません。
そこで著者は「SNSやインターネットで自分のクエストを公開」することを推奨しています。
自分のクエストを他者に公開する
たとえば私が「三輪車で日本を1周する」というクエストを掲げたとします。
そうしたらまずはこのブログやSNSで 「三輪車で日本1周を目指しています!」とアピールしていく。
活動をみんなに知ってもらい、ブログへのアクセスが集まれば、ブログを通じて広告収入が発生するかもしれません。
あるいはクラウドファンディングによって、私のクエストを応援する人たちに支援してもらえるかもしれません。
こうしてお金や物資を集めながら、周囲を巻きこんでクエストに挑むこと。
それが著者の考える「自由度の高い人生を生み出す究極の方法」だそうです。
やりたいことがない場合は?
そうはいっても、自分だけのクエストなんてすぐに見つかりませんよね。
(「三輪車で日本一周」は欲しい方がいれば差し上げます)
そんなときは「自分の死について考える」のがいいのだとか。
いずれ死ぬということを感覚として捉えれば、つまらないことをしている時間などないことに気がつく。
自分にとって本当に大切なことが見えてくる、と著者はいいます。
「永遠には生きられない」と意識することは、より良く生きる上で役に立ちますね。
おそらくユーチューバーの動画を見る習慣はなくなります。
まとめ
本書のメッセージはいたってシンプルでした。
- 死を考えろ
- やるべきクエストを見つけろ
- 常識なんて捨てろ
- 自分を再起動しろ
- 突き進め
これがエッセンスで、あとは「誰々さんの例」みたいな内容がダラダラと続きます。
「移動を徒歩だけにした〜さん」みたいな。
正直にいって、このあたりはどうでもよかったですね。
死を意識して見つけたやりたいことが「徒歩移動」って、どういうこっちゃっていう。
いまいちピンときませんでした。
以上、クリス・ギレボー著『自分再起動 自由度の高い人生を生み出す究極の方法』を読んだ感想でした。
本書に興味があるあなたは、おそらく「好きなことを追求して生きていきたい」という願望があるのだと思います。
それならホリエモンの『ハッタリの流儀 ソーシャル時代の新貨幣である「影響力」と「信用」を集める方法』のほうがより具体的で、参考になります。
こちらを読んでおけば、今回ご紹介した『自分再起動』は読まなくても大丈夫です。