世間はSUVブームに沸いていますが、小さな車にだってメリットはあります。
なんでもかんでもデカくてゴツければいい、というものでもありません。
そこでこの記事では、「コンパクトな車のメリット」をご紹介していきます。
ぜひSUV以外にも目を向けてみませんか?
コンパクトな車のメリット4選
私がこれまでに所有してきた車は2台です。
- ダイハツコペンローブ(2人乗り)
- トヨタ86(4人乗り)
いずれも小さな車で、小さな車だからこその利点がありました。
1. 運転が楽しい
- 高速バス
- ゴーカート
さて、どちらのほうが運転していて楽しいと思いますか?
実際にバスを運転したことがなければ想像してみてください。
まちがいなくゴーカートに軍配が上がりますよね。ゴーカートはまるで自分の体のように、意のままに操れるからです。
小さな車といえば軽自動車が思いつきますが、運転を楽しむにはパワーが不足しています。
ちょうどいいのはマツダロードスターあたりかもしれません。
もうちょっと馬力が必要なら、ロータスやアルピーヌ、アルファロメオ4Cなども候補に上がります。
なんにせよ、運転を楽しむならコンパクトな車(それもスポーツカー)が最適です。
2. 駐車が簡単
小さな車は駐車に気を使いません。
ボディの全長が短く、幅も狭いからです。
たとえSUV2台の間しか空いていなくても止められます。
都会の窮屈なコインパーキングだってへっちゃらです。
もしもデカいSUVやミニバンに乗っていたらそうもいきませんよね。
どこへ行っても「ここは止められそうか」など煩わしい問題に直面するでしょう。
駐車場で時間をロスするのは御免です。
3. 洗車がラク
小さい車は洗うのも簡単です。
ボディの表面積が小さいので、少ない労力で済みます。
とくにコペンは、(大袈裟にいえば)ほとんどお皿洗いの延長みたいな感覚でした。
見知らぬ男性に声をかけられたこともあります。
「洗車しやすそうでいいですね」と。
彼はフォードのSUVに乗っていて、「洗車が嫌だ」と嘆いていました。
もしあなたが「3度のメシより洗車大好き人間」でないとしたら、なるべく小さな車を買うのが無難かもしれません。
見栄や虚栄心でデカいSUVを買ってしまうと、ドデカく後悔することになります。
4. 美しい
小さな車ほど美しいと思います(それぞれの美意識によりますが)。
「足るを知る」という知的な感じがするからです。
とくに2シーターの自動車は美しいですね。
割り切った感じというか、「自分にはこれでじゅうぶんなんだ」と自分のことをよくわかっている感じというか、とにかく好きです。
マツダロードスターのような車は、積載性やら利便性やらを犠牲にしていて、そのかわりに美しさを手に入れています。
ハイブランドのバッグ(女性モノ)も、なるべく小さいもののほうが美しいですね。
長財布すら入らない小さなバッグにこそ、エレガントさや美学を感じます。
言い換えれば、実用性や利便性を盛りこむほど、車のスタイルはダサくなっていくといえます。
ミニバンはもはや走る冷蔵庫というか、ティッシュ箱です。
まとめ
小さな車のメリットをご紹介してきました。
偏見と独断に満ちていましたが、納得していただけましたか?
デカい車は運転がつまらなく、駐車が困難で、洗車が苦行で、美しさのカケラもありません。
空気抵抗という概念すらありません。
デカい車にあるのは、めったに人が座らない余計なシートだけです。
ぜひあなたも次は「小さな車(とりわけスポーツカー)」を選んでみてはいかがでしょう?
もしランボルギーニを買うとしたら、アヴェンタドールではなくウラカンがおすすめです。
以上、コンパクトな車のメリットでした。