電動の鼻毛カッターを買って5年が経ちました。
正直にいって、鼻毛カッターはかなり面倒くさいアイテムです。
だからもう捨てました。
この記事では、
- 鼻毛カッターの不便さ
- なぜ「鼻毛はさみ」がおすすめなのか
など、「鼻毛カッターを5年使った感想」を書いていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
鼻毛カッターを5年使った感想
買った当初は素晴らしい商品だと思っていました。
カッターの先端を鼻の穴に入れるだけで、伸びた鼻毛を電動でカットしてくれるからです。
しかもその構造上、ぜったいに肌を傷つけません(肌に刃が当たることはない)。
こんなに便利なアイテムがあれば、もう誰にも「鼻毛出てるよ」なんていわせない。
いわせるものか。
そう思っていたのですが……。
カッター掃除するのが面倒くさい
鼻毛カッター(エチケットカッター) は、使用後に内部をキレイにする必要があります。
なぜなら、カットした鼻毛が溜まるからです。
切った鼻毛が、カッターのなかに溜めこまれる構造になっているんですよね。
ですので、先端部分をパパッと分解し、刃を洗ったり、拭いたりしなければなりません。
これが面倒くさいのです。
たとえるなら、掃除機をかけるたびに毎回ゴミを捨て、内部をクリーニングするようなもの。
そんな面倒くさい掃除機、イヤですよね?
鼻毛カッターが習慣にならない理由
定期的に鼻毛カッターを使う気になれないのは、使用のハードルが高いからです。
みじん切り器を使いたいけど、洗うのが面倒だから包丁で頑張ろう。
そんな感じです。
折りたたみベッドを買ったけど、 なんやかんや面倒だから折り畳まないでいいや。
そんな感じでもあります。
鼻毛カッター(エチケットカッター)は、鼻の穴につっこんで電源を入れるだけ。
とても簡単に思えますが、その後始末まで考えるとじつはラクじゃないんですね。
これが習慣にならない理由です。
「鼻毛はさみ」のほうが断然おすすめ
そこで私は鼻毛カッターを捨てて、鼻毛はさみを買いました(最後にご紹介します)。
電動から手動へグレードダウンしましたが、使用頻度は格段にアップしました。
鼻毛はさみの良いところは、サッと使えて、サッと片付けられるところです。
使用後はティッシュで拭くだけでOK。
電動カッターのように分解して、洗って、乾かす必要はありません。
乾かしている最中に、「汚いから早く片付けて」という家族からのクレームが入る心配もないのです。
つまり鼻毛はさみの場合、余計なメンテナンスが不要なんですね。
まるでクルマを売って自転車を買ったかのような、そんな身軽さがありますよ。
「鼻毛を切りすぎない」ところも良い
鼻毛はさみを使うようになってから、「鼻毛を切りすぎていない」ことに気がつきました。
これまで使っていた電動鼻毛カッターは、それはもう容赦ないんですね。
まるでサッカーグラウンドの芝のように、短く鼻毛をカットするのです。
鼻毛は役に立つ
ただ、鼻毛は悪者ではありません。
飛び出しているヤツは悪者ですが、内側にとどまっている限り、フィルターとして機能してくれます。
空気中のゴミやチリをキャッチし、体内に入らないように防いでくれる。
だから本当は鼻毛を切りすぎないほうがいいんですよね。
そうした意味でも、ほどほどにカットできる鼻毛はさみに軍配が上がります。
鼻毛カッターは容赦なく鼻毛を駆逐し、鼻腔内をサッカーグラウンドみたいにしてしまうので。
まとめ
断言します。
鼻毛カッターを買ったとしても、こまめに使うことはありません。
ゆえに鼻毛が飛び出し、周囲に指摘され、恥ずかしい思いをし、短すぎるほど短く伐採し、フィルター機能をぶっ壊す。
こうした負のスパイラルに突入したい方は、どうぞ鼻毛カッター(エチケットカッター)をご購入ください。
定期的に鼻毛の手入れをし、飛び出しを防ぎ、フィルターとしても機能させたい方は、どうぞ鼻毛はさみをご利用ください。
電動カッターは「切ってくれるとき」だけ電動で、後始末は面倒な「手動」です。
私は鼻毛はさみをおすすめします。
私は貝印の鼻毛はさみを愛用しています。
「お前とお揃いなんてイヤだ」などといわず、ぜひおなじものを使いましょう。
以上、鼻毛カッターを5年使った感想でした。
不便なのに5年も使いつづけた理由は「鼻毛はさみ」という概念がなかったからです。