アゴの筋肉、凝っていませんか?
この記事では、佐藤青児著『アゴをゆるめると健康になる!』の要約と感想をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
『アゴをゆるめると健康になる!』の要約と感想
まずは本書の要約から。
アゴの関節と筋肉が体全体の健康を左右する。
アゴをゆるめ、体液の循環をよくすれば、老廃物が体外に排出され、こりや痛み、疲れの原因が消える。
自宅ですぐに可能な「アゴをゆるめる2つの方法」をイラストを交えて紹介している。
以上がおもな内容です。
これまで「アゴ」に意識を向けたことがなければ、一度読んでみるのも良いかもしれません。
きっと、アゴをゆるめたくなります。
大事なのは「間質リンパ」のケア
健康のために重要なのは、間質リンパのケアだといいます。
「リンパマッサージ」などを聞いたことがあるのではないでしょうか?
血管が上水道だとすれば、リンパ管は下水道のようなもの。
リンパ管は老廃物を運んでいます。
このリンパの流れをスムーズにしてやることで、老廃物を排出し、体がスッキリするわけですね。
筋トレもマッサージも意味がない?
こりや痛みにたいしては、筋トレもマッサージも効果がないといいます。
どうしてでしょう?
なぜなら、筋トレをすると 縮む力ばかり鍛えることになり、体液(間質リンパ)の流れを滞らせてしまうから。
ちなみに著者は、「筋力低下がこりや痛みの原因になる」という意見にも否定的なのだそう。
「それなら女性や子供ほど凝りや痛みに悩んでいるはず」と述べていました。
マッサージは、凝っている筋肉をどんどん固くするだけだといいます。
翌日の揉み返しは筋繊維が損傷したことによる炎症の痛みで、本人が生活習慣を変えない限り(マッサージを受けても)意味がないのだとか。
ツラい筋トレをせず、高いマッサージを受けなくても懲りや痛みがとれるのであれば、ありがたいことですよね。
ひとまず、本書にしたがってアゴをゆるめてみようと思います。
実際にアゴをゆるめてみた
アゴをゆるめる方法は2つあります。
- 耳たぶ回し
- 肩回し
いずれもイラスト付きで紹介されているため、やり方はすぐに理解できました。
さっそく耳たぶを回したり、肩を回したりしてみます。
が、ここで1つ問題が発生。
というのも私、体のどこも凝っていなければ、どこも痛くないんですよね。
ですので、アゴをゆるめたところで「こりや痛みに効くのか」の判定ができません。
そもそもアゴが緩んでいるんだかどうかもわかりません。
申し訳ありませんが、本書の内容が効果的かどうかは判定できませんでした。
まとめ
私が本書を読んだのは、顔のエラが張っていると自覚しているからです。
そこで、アゴをゆるめる体操をすれば、こりがほぐれ、顔がシャープになるのではないか。
そんな期待を込めて読んでみました。
(美人料理研究家を目当てにレシピ本を買うような、本筋からそれた動機です)
ちなみに、依然としてエラは張っています。
ただ、骨盤の歪みが顔の歪みをもたらすように、アゴのコリを放っておくと、あらゆるところに不調をきたすのかもしれません。
肩こりは肩だけにアプローチすれば良いわけではありませんからね。
アゴをゆるめると健康になる! 肩こり、腰痛、疲れも吹き飛ぶ間質リンパの整え方
- 作者:佐藤 青児
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2014/06/20
- メディア: 単行本
以上、佐藤青児著『アゴをゆるめると健康になる!』の要約と感想でした。