『スマホをやめたら生まれ変わった』の要約と感想

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

f:id:MORIKO:20200207173119p:plain

著者は31日間インターネット断ちをしてみたそうです。

私にはムリですが、あなたにはできますか?

 

この記事では、クリスティーナ・クルック著『スマホをやめたら生まれ変わった』の要約と感想をご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

『スマホをやめたら生まれ変わった』の要約と感想

f:id:MORIKO:20200207174221p:plain

まずは本書の要約から。

31日間インターネット断ちをした著者の体験をもとに書かれている。

ウェブサイトやアプリは、私たちから熟考する力を奪う。我慢して待つ能力を奪う。

 

スマホをやめる、もしくは使用を制限することで、私たちはより幸福を感じられるようになる。

 

以上がおもな内容です。

もし1日中お酒を飲んでいる男性がいたら、誰かが「そんなに飲むのはやめなよ」とアドバイスするでしょう。

ただしお酒がスマホになると、誰も忠告してくれないんですね。

 

本書はスマホが持つ「ネガティブな側面」について教えてくれます。

誰もアドバイスしてくれないなら、スマホの弊害について、自ら学ぶしかありません。

そう思いませんか?

 

待つ能力が衰えている

f:id:MORIKO:20200206200700p:plain

著者は31日間のインターネット断ち生活を通じて、いくつもの気づきを得たそうです。

たとえば、「私たちは待てなくなっている」とか。

 

テクノロジーの発達により、物事はどんどんラクに、どんどん速くなっています。

いっぽうで、私たちの「我慢して待つ能力」はどんどん衰退しているんですね。

 

本当にそのとおりです。たとえばこのブログ。

記事を開くのに数秒かかると、ユーザーがアクセスを断念してしまうんですよね。

「遅い。待ってられない」というわけです。

 

「物事には時間がかかるのを忘れている」

著者はそう指摘しています。

 

レストランで料理が提供されるのも。 

エレベーターがやってくるのも。 

ブログ記事にアクセスするのも。

いずれも時間がかかることを、私たちは思い出すべきなのかもしれません。

3つ目はとくに

 

 

情報が多すぎてガラクタだらけ

現代は情報が多く、ガラクタだらけになっているといいます。

 

情報、たしかに多いですよね。

YouTubeにアップロードされている膨大な数の動画は、見る価値のないガラクタばかりです。

アスレチックで遊んでみた。

モーニングルーチン。

金と女の集まる話し方。

知るか知るか知るか。

 

f:id:MORIKO:20200207173709p:plain

誰かが30分近くゴミ箱の中を覗いていたら、どう思いますか? 

「あの人は何をしてるんだろう。なんて無意味なことを」

そう感じますよね。

 

インターネットに漂うガラクタを眺めているのもいっしょです。

ただ、悪臭がするかどうかの違いだけで。

幸か不幸かネットのガラクタからは腐敗臭がしないため、それがゴミであることに気づきにくいのかもしれません。

この記事からも腐乱臭がしています。

 

まとめ

f:id:MORIKO:20200207174047p:plain

日本を客観的に見ようと思ったら、海外へ出るのがイチバンです。

「日本のココがおかしいな」と気づけます。

 

スマホ漬けの毎日もおなじかもしれません。

つべこべ言わず、いったんやめてみる。

著者のように31日間が難しければ、まずは1日だけでも。

 

私は半日だけインターネット断ちにチャレンジしてみました。

半日では、なにも起こりませんでした。

 

ちなみに著者は、手紙を書く、万年筆を使うなど古典的な習慣をおすすめしています。

www.shortshortshort.jp

あなたは手書き、していますか?

 

スマホをやめたら生まれ変わった

スマホをやめたら生まれ変わった

 

以上、クリスティーナ・クルック著『スマホをやめたら生まれ変わった』の要約と感想でした。