学校でイジメにあっていませんか?
この記事では、中川翔子著『死ぬんじゃねーぞ!いじめられてる君はゼッタイ悪くない』の要約と感想をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
『死ぬんじゃねーぞ!いじめられてる君はゼッタイ悪くない』の要約と感想
まずは本書の要約から。
著者自身がいじめられた体験、死のうと思ったこと、いじめられたときにはどうするべきかについて書かれている。
いじめにあっている小中学生への言葉がメイン。
保護者や先生にむけたコメントも。
「死なないこと」を繰りかえし説いている。
死にたい気分を打ち消す方法についても紹介。
以上がおもな内容です。
実際にイジメ被害にあった中川氏だからこそ伝えられるメッセージだと感じました。
中川翔子のいじめ体験
本書にはまず、著者自身がいじめられた体験について書かれています。
- キモいといわれる
- みんなに無視される
- 靴箱をボコボコにされる
- 靴を隠される
などの嫌がらせを受けたそうです。
精神的に追い詰められた著者は、リストカット、コードで首を吊るなどの自殺未遂をしました。
これは、読んでいて胸が苦しくなります。
私も中学1年生のころに複数の友人から無視された経験があるんですよね。
理由はよくわかりません。
私がイケメン過ぎたのかもしれません。
本書を読んでいるうちに当時のことを思い出し、「よくもあのヤロー」ってな気分になりました。
「死なないため」にできること
死にたいと感じたときの回避策が紹介されています。
- ひとまず寝る
- チョコを食べる
- 好きなゲームをする
- ネットでいろんなサイトを見る
- 学校を休む
など。
とにかく「死」だけは選ばないこと。
著者は「死んでもラクにはならない」と述べています。
なぜなら、残された遺族はずっと苦しみや悲しみを抱えて生きることになるから。
生きていれば良いことがある
中川氏はなんとか生き延び、その後ミスマガジンに選ばれ、アイドルとしてデビューしました。
その後はグラビアやブログで活躍して、今ではこのような本まで出版しています。
あなたにどんな人生が待っているかはわかりませんが、「生きていればいいことがある」というのは本当です。
どうか生き延びましょう。
嫌がらせを受けていた中学1年生の私は、家に帰ってからめちゃくちゃ筋トレしてました。
「いざとなったらぶっ飛ばしてやろう」と考えながら(でも精神的には落ちこみながら)。
まとめ
著者が伝えたいメッセージは「君はゼッタイ悪くない」ということです。
そう、あなたは悪くありません。
なにかしちゃったとしても、なにもしていなくても、ただ「顔がなんかムカつく」というだけの理由でも、それでもあなたは悪くない。
悪いのはいじめている側です。
もし学校でいじめに遭っているなら、「行かなくていい」といいます。
その代わりに通信制の学校に通うこともできるよ、と。
こうして選択肢があることを知れるのも大きいですね。
「このまま学校に行くしかない」と思いがちなので。
他に道があることを知るだけでも、心が軽くなるのではないでしょうか。
以上、中川翔子著『死ぬんじゃねーぞ!いじめられてる君はゼッタイ悪くない』の要約と感想でした。
私にとってあなたは当ブログの大切な読者です。
あなたの悩みが解決することを願っています。