ブランド品や高級車を所有し、お金持ちアピールをする人がいます。
が、他人からお金持ちだと思われることになんのメリットがあるのでしょう?
「お金を持っていることを他人に悟られないお金持ち」
これが最強だと思うのです。
そこでこの記事では、
- お金持ってますアピールのデメリット
- なぜ金持ち自慢をしたがるのか
など、「お金持ちアピールの危険性」について書いていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
お金持ちアピールって「危険」じゃないか?
お金持ちアピールには「強盗や空き巣に目をつけられる」リスクがあります。
駄菓子屋よりも宝石店を選ぶように、貧乏人よりも金持ちの家をターゲットにしたほうが合理的ですからね。
あなたの持っているブランド品や高級車を見た人たちの感想が「いいなぁ〜」で止まれば問題ありません。
しかし「奪ってやる」にまで到達してしまう人が1人でも紛れていたら、あなたは狙われてしまうわけです。
よく「本当の大金持ちは質素な暮らしをしている」なんていいますが、きっと彼/彼女らは、こうした恐怖心を抱いているのだと思います。
「カネがある」と思われてトクをすることなど1つもありません。
嫉妬心は恐ろしい
それから、お金持ちアピールが危険なのは人々の嫉妬心を煽ってしまう点です。
「あんな高いスポーツカーに乗りやがって!畜生!」みたいな。
窓ガラスを割られたレクサスLC。
石で傷をつけられたランボルギーニ。
漫画『カイジ』では、ベンツを妬んだ主人公カイジが、フロントのエンブレムをへし折る描写があります。
妬み嫉みの感情って恐ろしいですよね。
ただ「お金がある」というだけで、お金持ちは人々からネガティブな感情を抱かれやすいものです。
ならば努力すべきは、いかにお金があることを自慢するかではなく、いかにお金があることを悟られずに生きるかだと思うんですよね。
アメリカと違い、お金持ちがヒーロー扱いされない日本ではとくに。
お金持ちに必要なのは「目立たない努力」
「ドイツの大富豪は分からない」と聞いたことがあります。
これは、ドイツのお金持ちが「お金持ちアピールをしない」ことを意味します。
たくさんのお金を稼いでも質素な生活をすることに、意義を見出しているのだとか。
お金に左右されない精神が自己肯定感を高めてくれるといいます。
「高額納税者なんだぞ!」とアピールしないところに美学があるのかもしれません。
ブランド品を買いあさったりせず、マスコミに姿を表さないドイツの資産家たちの生き方には、学べることがありそうです。
(日本の資産家もほとんどが目立たないよう心がけていると思いますが)
まとめ
本当の大金持ちは質素。
これが真実なら、大富豪と低所得者は見分けがつかないことになります。
どちらも10年落ちの中古車に乗り、質素な服装をしている。
いっぽうで、ブランド品や高級車でお金持ちアピールする小金持ちがいる。
それなら一般的な所得の層は、背伸びをしてブランド品を手にしないほうがいいのかもしれません。
質素なバッグに、質素な服。
それからポンコツの中古車。
その姿は、ホンモノの大金持ちそのものです。
街中であなたを見かけた人たちは「この人はホンモノのお金持ちかもしれない」と思うはず。
人々からお金持ちだと思われてトクをすることはありません。
ただし、嫉妬される、危害を加えられるなどのデメリットはあります。
じゅうぶんにご注意ください。
以上、お金持ちアピールの危険性についてでした。
当記事を読んで「ポルシェ911の所有が怖くなった」というオーナーの方はご連絡ください。
そのポルシェ、私が責任を持って引き受けます。
お金持ちになる方法はこちらの本で学べます。
好きになっただけで寄ってくるほど、お金も世の中も単純ではありません。