車を運転していて、対向車が途切れず、右折できないことってありますよね。
そんなとき、後続車に気を遣って焦っていませんか?
この記事では、
- 素早く右折するコツはあるのか
- なかなか曲がれないときはどうすべきか
など、「右折が苦手で曲がるタイミングがつかめない」あなたへのメッセージをお届けしていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
右折が苦手で曲がるタイミングがつかめない?
右折する際の最重要事項はなんだと思いますか?
サッと曲がること?
対向車にブレーキを踏ませないこと?
正解は、「交通事故を起こさないこと」です。
- 対向車とぶつからないこと
- 縁石に接触しないこと
- 横断している歩行者を撥ねないこと
などなど。
事故さえ起こさなければOKです。
したがって、「早く曲がらなきゃ」などと焦ることはありません。
むしろ、焦りは事故を招く要因になります。
2019年5月8日の大津園児事故
2019年5月8日に、大津市の交差点で園児ら16人が死傷する事故が起こりました。
この事故は、安全確認をしないまま右折したドライバーに落ち度があったとされています。
1つのミスが、自分だけでなく、他人の人生をも変えてしまったわけです。
右折で大事なことは「事故を起こさない」こと。これに尽きます。
後ろのドライバーの迷惑にならないよう急いで曲がった結果、歩行者を轢いてしまったらどうしますか?
後方ドライバーの迷惑にはならなかったが……っていう話です。
注意を向けるべきは後方ではなく、前方と、歩道だといえます。
右折はギャンブルではない
右折はギャンブルではありません。
一か八かでエイッと曲がるようなものではないのです。
「行けるかどうか微妙」だと感じるタイミングでは、曲がらないのが吉です。
- 後続車のドライバーをイライラさせる
- あなたが犯罪者になる
どっちがいいですか?
私は後ろのドライバーをキレさせておきます。
「行けるかどうか微妙」なタイミングで曲がっていると、いつか事故を起こすでしょう。
それは「いけるかどうか微妙」な消費期限切れの牛乳で、いつか腹を下すのといっしょです。
お腹を壊すくらいなら笑えますが、事故は笑えません。
一か八かの右折は、やめておくのが賢明です。
100回曲がったとして、100回すべて無事故で済むような右折を心がけましょう。
「後ろのドライバー」は気にしない
後ろのドライバーがイライラしている様子でも、無視がイチバンです。
クラクションを鳴らされても。パッシングされても。
車間距離を詰められても。ペットボトルを投げつけられても(アメリカでは実際にある光景)。
それでも焦るべきではありません。
なぜなら、後続車のドライバーはあなたが起こした事故の責任を負ってくれないから。
交通事故は誰のせい?
焦って曲がったせいで直進車と衝突しても、歩行者5〜6人を撥ね飛ばしても、悪いのはあなた。
右折したあなたです。
急かした後続車ドライバーではありません。
残念ながら、アクセルペダルを踏んだあなたが責任を負うことになってしまうんですね。
後続車ドライバーにストレスを与えないために、犯罪者になるリスクを背負って右折するほど、あなたはお人好しなのですか?
私はそんな危険を犯してまで、曲がったりはしません。
代わりに心のなかで「あと10分早く家を出ろ」と後続車ドライバーをやさしく諭します。
まとめ
右折について書いてきました。
大事なのは、事故を起こさないこと。これだけです。
20秒以内に曲がることでもなければ、後続車ドライバーをイラつかせないことでもない。
何にも誰にもぶつからずに曲がること。
この一点に集中すれば万事OKです。
右折をして目指すのは、スーパーやコンビニ、薬局などでしょうか?
ゆっくり曲がればたどり着けます。
ただし、焦って曲がってしまうと、まれに刑務所に行き着くことがあります。
じゅうぶんご注意ください。
以上、「右折が苦手で曲がるタイミングがつかめない」あなたへのメッセージでした。
今のままで問題ありません。
運転が苦手なら、扱いやすいコンパクトな自動車がおすすめです。
右折に苦手意識があるのは、運転に不慣れだからですか?