友達がいなくて寂しい思いをしていませんか?
この記事では、大嶋信頼著『「本当の友達がいなくてさびしい」と思ったときに読む本』の要約と感想をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
『「本当の友達がいなくてさびしい」と思ったときに読む本』の要約と感想
まずは本書の要約から。
友達が欲しいと感じるのは、誰かに共感してもらいたいから。
人を遊びや食事に誘えないのは、自己肯定感の低さが原因。
どのように友人をつくり、寂しさを解消すれば良いのかを紹介。
以上がおもな内容です。
大嶋氏の著書なだけあって、
- 文章力の低さ
- スピリチュアルな解決策
が炸裂していました。
友達が欲しいのは共感して欲しいから
友達が欲しいという思いについて、著者は「共感されたいからだ」と述べています。
つまり本当に欲しいのは、友達ではなく共感なんですね。
自分をわかってくれる人が欲しい、ということです。
だったら友達ではなくて、恋人でも問題ない気がしませんか?
友達が1人もいなくたって、恋人がいて、自分を理解してくれれば救われます。
しかしながら著者は恋人に言及していません。
求めているものが「共感・理解」であるなら、友達にこだわる必要性は感じないのですが。
友達を作る「奇想天外」な方法
話を「友達」に戻します。
どうすれば新しい友達をつくれると思いますか?
- 自分から声をかける
- 集まりに参加してみる
- 趣味の教室に通ってみる
- 友達募集中のプラカードを掲げて立つ
など、なんらかの行動を起こさなければダメだと思いますよね。
大嶋氏の提案は、どれにも該当しません。
奇想天外で、予測不能で、サプライジングな解決策がこちらです。
「願いを持ち続ければ叶う」
以上。
友達が欲しいなら……
友達が欲しいなら、「友達が欲しいなぁ」と思い続ければ良いそうです。
どうしてかというと、願えば将来現れるから。
「〜だったら良いな」という願いは、持ち続けていれば必ず実現するといいます。
だから無理をしなくていい。
友達募集中のプラカードを掲げて街頭に立たなくても、いけばな教室に参加しなくても大丈夫。
だって心からの願いは必ず叶うんだから。
とのことです。
1つだけ問題点があるとすれば、「いつ友達が現れるのか」が明確でないことですね。
願えば叶うのは良いとして、いつ叶うのかがわかりません。
アズスーンアズポッシブルで友達が欲しい方は、「願う」以外のアクションを起こすのが賢明です。
まとめ
友達がなく寂しさに打ちひしがれている人に向けて、気休めの言葉を投げかける。
端的にいえば、本書はそういう本です。
「友達が欲しいと思えば現れるよ」
とはいったいどういうシステムなのでしょう。
自動販売機だって、願っただけで好きなジュースがコロンと出てくるわけではありません。
ラーメン屋の大将に向かって「チャーシューメン大盛り濃いめ」と念じたところで、オーダーは届きません。
具体的なアクションが必要だと思うのです。
いえむしろ、行動を起こさなかった結果が、友達のいない現状であるともいえるでしょう。
そういえば、著者は友達のいない人に向けて1つだけ具体的な提案をしていました。
この本を買って、読みなさいということです。
以上、大嶋信頼著『「本当の友達がいなくてさびしい」と思ったときに読む本』の要約と感想でした。
ところで、エレファントカシマシの『デーデ』という曲を聴いたことはありますか?