寿司は手で食べるか、箸で食べるか。
答えは「好きなように食べれば良い」です。
カツカレーをスプーンで食べるか、フォークで食べるか……。
どっちでもいいですよね。
そう、寿司だってどちらでも好きなほうで構いません。
回らない高級寿司屋でも箸は用意されていますし。
そこでこの記事では、
- 寿司を素手で食べるメリット
- 寿司を箸で食べるメリット
など、「純粋にどっちで食べたほうが良いのか」という観点で書いていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
寿司を素手で食べるメリットとデメリット
マナー云々はさておき、衛生面や食べやすさについて見ていきましょう。
デメリット1. 衛生面が心配
素手で寿司を食べると、(寿司に付着した)手の細菌まで摂取することになります。
体内に入ったウイルスのせいで、腹痛や胃腸炎など体調不良を引き起こすかもしれません。
自分の手のひらをベロンと舐めているようなものですからね。
- アルコールで消毒した
- 石鹸で手を洗った
こうした対策をしていない場合、素手で寿司を食べるのはおすすめしません。
デメリット2. 脂で手が汚れる
つづいてのデメリットは、寿司を触ると手が汚れること。
寿司を食べるたびに、おしぼりで手を拭く手間が生じます。
おしぼりが脂だらけになり拭いても指の汚れが取れない、などという事態になりかねません。
だからといって、ベタベタの手で財布やスマホに触るのは嫌ですよね。
解決策があるとすれば、素手ではなく箸を使って寿司を食べることでしょう。
素手で食べても平気なのは軍艦くらいです。
メリット1. 寿司に詳しそうに見える
素手で寿司を食べる人物を見て、あなたはどう思いますか?
- 錯覚?
- インド出身?
- 手は洗った?
- 一家代々の言い伝え?
- あの席だけ箸がない?
- その手はどうすンの?
- やっぱポテチも素手?
- 箸の使い方を知らない?
- 魚の脂で手を保湿している?
- 箸があることに気づいてない?
- 利き手の5本すべてを突き指した?
など、感想はさまざまでしょう。
こうしたネガティブな思いを抱くいっぽうで、こうも思いませんか?
「めちゃくちゃ寿司に詳しそうな人だ」と。
寿司の歴史を知っていそうというか、「寿司は手で食うモンだ」ってなこだわりを持っていそうというか。
寿司の知識で敵いそうにありません。
醤油のことを「ムラサキ」とか、お茶のことを「アガリ」なんて呼んじゃいそうです。
(職人が使う言葉でありお客が使うものではない)
このように素手で寿司を食べることで、周囲に格の違いを見せつけられます。
まとめ
寿司の食べ方について書いてきました。
- 手で食べる
- 箸で食べる
どちらを選ぶもあなたの自由です。
ただ、無難なのは素手ではなく箸でしょう。
寿司を手で食べるのは(うちは時価です的な)高級店のイメージが強いですね。
1皿100円の回転寿司チェーンで、寿司を手で食べるのは違う気がします。
たとえるなら、ファミレスなのに手をパンパンと叩いて店員を呼ぶマダム、みたいな(伝わっていますか?)。
場違いだということです。
「鮨」と書いて「スシ」と読むお寿司屋さん。
手で食べるなら、そういう格式高いお寿司屋さんでどうぞ。
以上、寿司を素手で食べるメリットとデメリットでした。
私が知る限り、手で寿司を食べるのは俳優の江口洋介とフードファイターくらいです。
寿司は好きですか?