大学生が親からお小遣いをもらうのはおかしいのか?
大学生にお小遣いを渡すのは甘やかしすぎか?
気になってしまいますよね。
そこでこの記事では、
- お小遣いと仕送りの違い
- お小遣いをもらう大学生もいるのか
など、「大学生が親からお小遣いをもらうこと」について書いていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
「大学生が親からお小遣いをもらう」ケースだってある
各家庭それぞれの考え方があります。
大学生の子どもにお小遣いを渡すかどうかはケースバイケースです。
勉強に専念してほしいケース
「子どもには学業に専念してほしい」
そんな親御さんの希望により、本人にバイトをさせず、お小遣いを渡すケースがあります。
アルバイトをすれば、当然ながら勉強に割ける時間は減ります。
ゆえに、「お小遣いをあげるから、お金の心配はせずに勉強をしなさい」というわけですね。
医学部生などアルバイトをする余裕がない学生も、親からお小遣いをもらっていることがあります。
実家から通っているケース
実家から大学に通っている子どもにも、親がお小遣いを渡すケースはあります。
なぜなら、「仕送りの必要がないから」です。
都会に進学して一人暮らしをしていたら、仕送りの負担が生じていたかもしれません。
学費、家賃、食費、水土光熱費すべてを学生ひとりで賄うのは大変ですからね。
実家から通える大学に通っているとなれば、考え方によっては、仕送りせずに済んだということ。
だからといってお小遣いを渡す必要性はないものの、お金が浮いたぶんの「気持ち」として渡すケースはあるようです。
大学生にお小遣いを渡すのは甘い?
大学生へのお小遣いを「甘やかしすぎ」だと感じる人もいるでしょう。
感じ方は人それぞれです。
世の中には大学生に預金残高500万円の通帳を渡して、「足りなくなったら言いなさい」なんて家庭もありますからね(私の知人)。
アルバイトの経験も必要だと思えば、お小遣いは必要ないでしょう。
学生は勉強にだけ集中すべきだと考えるなら、お小遣いを渡すのも1つのやり方です。
ケースバイケースです。正解はありません。
ただし世間一般的には、
- 大学生への仕送りは普通
- 大学生へのお小遣いはおかしい
こんなイメージがあるようです。
あくまでも一般論であって、気にすることはありませんが。
(世間が子育ての責任を取ってくれるわけではないので)
まとめ
大学生へのお小遣いについて書いてきました。
「お小遣い」という呼び方が良くないのかもしれません。
生活費という名の仕送りも、子供に「お金を渡している」ことには変わりません。
仕送りの金額に余裕を持たせているなら、残ったぶんは立派なお小遣いです。
授業料を親が支払っているケースもあれば、学生自らが奨学金を借りて通っているケースもあります。
前者を「甘やかしている」ということも可能です。
つまるところ、
- 仕送り
- 授業料
- お小遣い
これらはすべて名目が異なるだけで、その実態は援助です。
自立していない学生へのサポートです。
であれば、お小遣いだけを非難することもないのではないでしょうか。
すべて奨学金とアルバイト代でやりくりしている学生からすれば、仕送りも、授業料負担も、お小遣いもすべて贅沢です。
よそと比較しても仕方ありません。
私は大学時代に親から毎月2万円のお小遣いをもらっていました。
好きなだけ本を買って勉強できたのは、このお小遣いのおかげです。
大学生のお子さんが有意義なことにお金を使うなら、お小遣いも悪くないかと。
(有意義とはいえない例:パチンコやスロットなど)
以上、大学生が親からお小遣いをもらうことについてでした。
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