健康体にもかかわらず、「心臓が止まったらどうしよう」といった不安を感じた経験はありませんか?
私はあります。
- 心臓が急に止まったらどうしよう
- 心臓が動いていない気がする
など、プチパニックに襲われることがあるんですよね。
日中だったり、夜中だったり。
恐怖は不意にやってきます。
この記事では、「心臓が止まるかもしれない不安に苛まれた体験談」をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
「心臓が急に止まるんじゃないか」と不安になった話
- 心臓が動いていない気がする
- 心臓が止まったらどうしよう
こうした恐怖や不安に襲われることがあります。
きっかけはありません。何の前触れもなく焦燥感が生じるのです。
心臓は動いていて、急に止まったこともない。
タバコは吸わない。アルコールは飲まない。
不整脈でも狭心症でもない。
いわば健康体そのもの。
が、一度でも気にするとダメですね。
「5秒後に心臓が止まらない保証などない」
とネガティブなことを考えてしまい、不安が増長していきます。
不安な感情に根拠はありません。
死が目の前にあるように感じられ、ただただ怖いのです。
心臓が動いていない事件
「あれ、心臓動いてなくない?」
胸に手を当てて、顔が真っ青になった経験があります。
なぜなら、しているはずの心臓の鼓動が感じられなかったから。
バクバクというおなじみのビートがなく、まるで壁に手を当てているかのような、無機質な感触が伝わってきます。
手を当てる位置を変え、デコルテや腹部などあちこち触ってみますが、どこからも拍動は感じられず。
右手で左手首を掴んでみても、脈がありません。
冗談抜きで、自分は死んでいるのだと思いました。
私って、死んでる?
このとき時刻は朝の7時。
私は寝室のベッドで(精神だけ)生死を彷徨っていました。
顔に脂汗をかきながら寝室を出て、キッチンで朝食の準備をしていた妻のもとへ。
「心臓が動いていない気がする」
コンパクトに状況を伝えます。
妻は私の表情からジョークではないことを察したようでしたが、医療従事者ではない妻にできることはなく、戸惑うばかり。
ソファに腰掛けた私は、「心臓が止まってても人間って動けるの?」という素朴な疑問を思い浮かべました。
スマホで調べてみたところ、心肺停止後15秒以内に意識を失うのがふつうとのこと。
テクテクと階段を降り、「ねぇおれ心臓止まっちゃったかも」と報告する余裕などないわけです(本当に心臓が止まっているなら)。
その数秒後、ドクドクと拍動が始まりました。
100メートルを全力で走った直後であるかのように、それは激しいものでした。
循環器内科を受診する
心臓止まってる事件に面食らった私は、循環器内科を受診することに。
問診、触診、心電図検査などなどを実施し、出た結果は「異常ありません。健康体そのものです」というものでした。
- 20代
- 痩せ型
- 非喫煙者
心臓病や心筋梗塞になるリスクは低く、不整脈などもありません。
「健康です」という医師のお墨付きが、心を軽くしてくれました。
あなたも心臓に違和感や不安を覚えているなら、病院へ行ってみてください。
病院内では「ここで心肺停止しても助かる」という絶大な安心感とともに、診察の順番を待てます。
あれほど頼もしい空間はありません。
まとめ
「2019年心臓動いていない事件」以降も、何度か"心臓止まってる騒ぎ"は起こりました。
"数秒後に心臓が止まったらどうしよう騒ぎ"も起きています。
(実際に騒ぐわけではなく、心のなかで。どうしよー。だって止まらない保証ないもんね?ってな感じで)
問題があるとしたら、心臓ではなくメンタルでしょう。
病的に臆病なのかもしれませんし、精神面になんらかの問題が生じているのかもしれません。
日常生活には支障が出ていないので、放置しています。
あなたが似た状態で、かつ生活に支障が出ているとしたら、精神科を受診してみるのもおすすめです(心気症の可能性があります)。
「心臓が止まるかも」などという根拠のない不安に苛まれながら生活するのは、それこそ心臓に悪いので。
時計が止まっていても最悪遅刻ですが、心臓が止まっていたら最悪死ですからね。
以上、心臓が止まる不安と恐怖に襲われた体験談でした。
あるいは、健全なる小心者の戯言でした。
心臓が止まっているかと思うと、ドキドキしますね。
興味深い内容でした。
不安は尽きません。