食洗機を買ったものの、使わなくなってしまう人は少なくありません。
それは「思っていたほど食洗機が便利ではなかったから」です。
この記事では、
- 食洗機を使わなくなる要因
- 食洗機のデメリット
など、「食洗機が必要ない理由」について書いていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
食洗機は必要ない
食洗機はあれば便利なように思えますが、実際のところはどうなのでしょう?
食洗機は安くありません。スペースも取ります。
買って後悔しないよう、 購入前にデメリットを把握しておきましょう。
理由1. 人間のサポートが必要
汚れた食器をシンクに放り込むだけで、キレイに洗ってくれる。
食洗機にこんな性能があれば欲しくなります。
が、実際には人間のサポートが欠かせません。
食洗機の扉を開き、汚れた食器を1つ1つ丁寧に並べる必要があります。
食器の向きが決められていて、まちがった向きで置くと汚れが落ちません。
正しい向きでセットしても洗い残しが生じるケースはあります。
洗い残しが生じたら、
- 食洗機でもう一回洗う
- 手洗いする
のいずれかです。
手間や所要時間を考えると、手洗いするのが現実的ですね。
食洗機を使うことすら面倒になる
食洗機が完璧に汚れを落としてくれるわけではありません。
スポンジを使わず、水を当てるだけで洗うのには限度があるからです。
(酷い汚れはあらかじめ人間の手で落とす必要がある。下洗いするなら食洗機要らない)
カレーがこびりついていたり、ワカメがへばりついていたり。
食器に洗い残しがあれば、結局は人間の手で洗うハメになります。
方向に気を使って丁寧にセットしたのに、汚れが落ちていない。
そもそも、向きを気にしながらセットするのが面倒くさい。
だったら最初から自分で洗ったほうが早い。
こう考えて、食洗機を使わなくなってしまう人は珍しくありません。
食洗機に過度な期待をしないことですね。
シンクに放り込むだけでピッカピカ、とはいかないのが現実です。
クルマと食器の違いは何か?
洗車機はボディの汚れを完璧に落としてくれるわけではありません。
あの不完全さを許せるのは、車のボディに多少の汚れが残っていても問題ないからです。
ミラーの下に汚れがついていても「まぁいっか」と思えます。
なぜならクルマの汚れは、健康面や衛生面には関わらないから。
しかし、食器の場合はそうもいきません。
なぜなら、食器の汚れは健康面や衛生面に関わるからです。
お皿にカレーがついていたら「まぁいっか」では済まないのです。
- 車のボディ:おおよそで良い
- 食器:おおよそではダメ
つまり、お皿洗いと洗車を同列に考えてはいけないんですね。
洗車機で洗ったクルマを、手洗いする。
これは二度手間です。
食洗機には二度手間が生じるリスクがあります。
理由2. 食洗機や食器が臭くなる
食洗機から悪臭がする。
こんなトラブルに見舞われるケースもあります。
庫内にこびりついた汚れがニオイのおもな原因です。
臭い食洗機で洗うと、食器に臭いがついてしまいます。
臭い食洗機。臭い食器。
気分の良いものではありませんね。
臭いを防ぐには手間がかかる
臭いを防ぐには、
- 定期的なメンテナンス
- 庫内のクリーニング
- 食器の下洗い
が欠かせません。
ラクをしようと思って食洗機を導入したにもかかわらず、食洗機自体に手間がかかるだなんて、本末転倒ですよね。
とはいえ、残飯が庫内に残ってしまうのは避けられません。
「どうせ臭うんだったら食洗機は使わない」
そう考え、食洗機をやめて手洗いに戻す人もいます。
まとめ
手洗いなら、食洗機よりも素早く、キレイに食器の汚れを落とせます。
ヘンな臭いに悩まされることもありません(グラスが臭いなど)。
食洗機を買うかどうか、決まりましたか?
賢明なご判断をお願いします。
以上、食洗機が不要である理由でした。
洗い物を好きになる思考法はこちらです。
食器洗いを速攻で終わらせる方法はこちら。
あるいは洗い物を1つも出さない食事はいかがですか?