車のダッシュボードに「この乗り物は人の命を奪う可能性があります」とは書かれていません。
ゆえに、私たちはそのリスクを忘れがちです。
でも、考えてみてください。
趣味のなかで人を殺す可能性があるのは、ドライブだけです。
長時間ゲームをやりすぎてお隣さんが死ぬことも、ミニカーを収集しすぎて親戚が死ぬこともありません。
この記事では「趣味がドライブって危なくない?」という持論をご紹介します。
ドライブが好きなあの人に、ぜひ危険性を伝えてあげてください。
趣味の中で「人を殺す可能性がある」のはドライブだけ
善良で温厚なあなたが人を殺すことなどありません。
誰かにムカつくことをされても笑ってやり過ごすか、そいつのスネを蹴り上げるくらい。
いくらなんでも、命を奪うことはないはずです。
ただし、あなたにも人を殺しかねない瞬間があります。
それが車を運転している最中です。
- 歩行者を跳ね飛ばす
- コンビニに突っ込む
- 停車中の車に衝突する
- 右折車を木っ端微塵にする
など。
「殺すつもりはなかったんだ」という事態になりかねないのが、運転の恐ろしさです。
趣味にしてはハイリスク過ぎる
趣味にしては、ドライブはあまりにハイリスクですよね。
人を殺しかねない趣味など他にありますか?
- 読書
- 俳句
- 競馬
- 筋トレ
- サウナ
- 映画鑑賞
- お絵かき
- 切手集め
- デッサン
- 食べ歩き
- ウォーキング
- ひなたぼっこ
どれも他人を殺す危険性はありません。
ショボい俳句しか詠めなくても、聞いた人に呆れ顔をされるくらいです。
食べ歩きが好きでも、肥満になって自分の命を脅かすだけ。
誰かを殺めるリスクはありません。
でも、ドライブだけは違います。
エンジンをかけ、クルマを発進させた瞬間から、ドライバーは「人殺し」になるリスクを背負うことになります。
運転のリスクを承知している?
趣味に興じている最中に人を殺してしまった。
これが起こるのはドライブだけです。
ドライブが好きな人は、他人を轢死させるリスクを承知しているのでしょうか。
「この操作は取り消せません。実行しますか?」
と尋ねてくるスマホのように、
「失われた命は取り戻せません。運転しますか?」
とクルマは都度ドライバーに確認すべきです。
私だったら車を降りて家に戻り、読書をはじめますね。
読書が誰かの臓器やメンタルを傷つけることはないので、安心して楽しめます。
臆病者にドライブは向いていません。
結局どうすればいいのか
つまるところ、不必要な運転は避けておくのが無難です。
運転しなければならない場合を除いて、車には乗らないこと。
間違ってもドライブを趣味になどしないこと。
これが、他人の肋骨をへし折ったり、内臓を破裂させたり、エントランスを粉々にしないための秘訣です。
車を売却して都会に引っ越す。
プロブロガーや投資家になって自宅に引きこもり、移動にはタクシーを使うなどして、運転と距離をおくのがベターでしょう。
まとめ
車の運転、ドライブの危険性について書いてきました。
運転時には、1トンを超える鉄の塊を、時速50キロほどのスピードで走らせているわけです。
ミスは「ごめんね」じゃ済まされません。
修理費用で数万円が飛ぶだけならラッキー。
最悪の場合は他人を殺め、刑務所に入って罪を償うことになります。
ホリエモンが著書で「刑務所にいるのは普通の人ばかり。交通事故で誰かを殺してしまった善良な人が多い」と述べていました。
私がいいたいのは、 「だから刑務所に入っても人間関係のトラブルとは無縁だよ」ということではありません。
趣味は読書くらいがちょうどいいよ、ということです。
以上、「趣味がドライブって危なくない?」という持論でした。
真に恐ろしいのは運転ではなく、運転を恐れない人々なのかもしれません。煽り運転に取り憑かれた人とか。
クルマを運転せずに生きる方法はこちらです。
追突事故を防ぐポイントは車間距離にあります。