我が子には将来お金で苦労して欲しくないと思いますか?
そのために、お金についてどんな教育をすべきかご存知ですか?
この記事では、パン・ヒョンチョル著『大富豪のお金の教え』の要約と感想をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
『大富豪のお金の教え』の要約と感想
まずは本書の要約から。
資産家の子供は貧乏になる確率が高い。
なぜなら、豊かさのせいで賢さと経済力を養えないから。
金持ちにはどんな特徴があり、どうすれば自分の子供をおなじように育てられるのか。
本書には、家庭教育と富を連結させた戦略が載っている。
以上がおもな内容です。
対象読者は子育てをしている親御さんですね。
将来、子供がお金で苦労しないために、お金の教育をはじめませんか?
子供がお金について学べるチャンスは家庭にしかありません。
学校や学習塾では教えてくれないのです。
金持ちの多くはとんでもない読書家
多くのお金持ちが読書を習慣にしているといいます。
読書によって手に入るものは2つ。
- 知識
- 集中力
いずれも成功して大金を得るには欠かせない要素です。
お子さんには読書の習慣がありますか?
スマホやタブレットでYouTubeの動画ばかり見ているとしたら、前途多難かもしれません。
情報と知識はお金持ちになるための必須要件だといいます。
お金持ちは並外れた情報収集家であり、途轍もない読書家である……。
スライムを作るくだらない動画を見るよりも、知識を身につけるほうが楽しいことを子供に教えたいものです。
金持ちは自らの生活と消費を管理できている
お金持ちになる法則は、つねに収入が支出を上回っていること。
これだけです。
支出が収入を超えないように管理すれば、誰でもお金は増やせます。
いっぽうで、大金を稼いでも湯水のごとくジャブジャブ使っていたら破産します。
つまりお金持ちになるために欠かせないのは、収入と支出を管理する能力だということですね。
子供の自己管理能力を高めるためには、お小遣いを与えるのが良いといいます。
子供が自分でお金を持ち、自分の判断で欲しいモノを買う。
高くて手が出ないモノは我慢する。失敗して後悔する。
こうした経験が将来役に立つことでしょう。
実際にお金持ちの家庭がどのようなお小遣い制にしているかは、本書で詳しく書かれています。
どんなタイミングで、どれくらいの金額を与えるのか。
手伝いをしたら渡すのか、など。
参考になるのではないでしょうか。
まとめ
お金持ちになる秘訣を一言でいえば、「ハードワーカーかつ情報収集マニアであれ」だそうです。
この2つの要素をクリアしている人物は、お金持ちになる可能性が高いということですね。
ハードワーカーというのは、好きなことを仕事にしているがゆえに長時間労働になることをいいます。
いわゆる社畜ではありません。
人生お金がすべてではなくとも、ないよりはあったほうがいいのは確実です。
将来お子さんが困らないために、お金の教育をしませんか?
親から借金をしている女性芸人が、「だってお金の教育をされたことがないから」とテレビで語っていたのを見たことがあります。
子どもが将来お金持ちになるか、借金漬けになるかは、教育次第?
以上、パン・ヒョンチョル著『大富豪のお金の教え』の要約と感想でした。
自己管理能力は「プログラミングスキル」以上に重要かもしれません。