スーパーで売られている魚や肉のパッケージには、カロリーが表示されていませんよね。
だったら、自分で計算するまでです。
この記事では、
- 食材のカロリーを知る方法
- どうやって計算すればいいのか
など、「スーパーで売っている食材のカロリーを計算する方法」をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
スーパーで売っている食材のカロリーを知る方法
食材のカロリーを知るのに欠かせないのが「食品成分表」です。
正式には「日本食品標準成分表」といい、文部科学省が調査・公表している食材のデータを指します。
食材についてはカロリー(エネルギー)だけでなく、タンパク質、脂質、炭水化物などの含有量も載っています。
食品成分表はネットや書籍などで見ることが可能で、おすすめはネットですね。
食品成分データベースにアクセスすれば、誰でも無料で調べられます。会員登録を行う必要はありません。
いっぽうの書籍は有料で、おもに栄養士など頻繁に調べる人が利用しています。
書籍のほうがいつでも素早く調べられるためです。
豚肉のカロリーを計算してみる
試しに文部科学省の食品成分データベースを使い、豚肉のカロリーを計算してみます。
ひとことで豚肉といっても、豚肉にはたくさんの種類がありますよね。
- ばら肉
- もも肉
- 肩ロース
- ベーコン
- ソーセージ
このように部位や加工法によって、カロリーが異なります。
調べたいものを選択してください。
大型種肉と中型種肉?
このときに注意すべきは、豚肉が、
- 大型種肉
- 中型種肉
の2種類に分けられていること。
流通している豚肉には2つの種類があるのです。
大きな豚からとれた肉は大型種肉。
中くらいの豚からとれた肉は中型種肉。
スーパーで売られている肉は基本的に「大型種肉」ですので、大型種肉の成分を見れば問題ありません。
大型種肉の豚ばら(脂身つき)を調べると、100gあたり434kcalとあります。
200gなら、434kcalの2倍で868kcalというわけですね。
このように食品成分表を活用すれば、スーパーで売られている食材すべてのカロリー計算が可能です。
ぜひお試しください。
まとめ
カロリー計算の方法をご紹介しました。
スーパーで売っている豚肉、鶏肉、ブロッコリー、すべて自分でカロリーを計算できます。
ただし、厳密な値ではありません。
おなじ豚ばら肉100gでも、脂身が多かったり少なかったり、ものによって差がありますよね。
赤身と脂身の分量が変われば、当然カロリーや脂質も変わってきます。
したがって、食品成分表の値は「目安」にとどめるのが良さそうです。
自分が口に入れる食べ物のカロリーを、1kcal単位で正確に把握するのは不可能。
以上、スーパーで売っている食材のカロリーを計算する方法でした。
豚肉に関していえば、ばら肉より、もも肉のほうが脂肪が少なく低カロリーです。
カロリー以外にも食事で気をつけていることはありますか?
カロリーの摂り過ぎだけでなく、食品添加物の摂りすぎにも注意すると良いかもしれません。