自宅で懸垂(チンニング)をするには、懸垂マシンなどの器具が欠かせません。
自宅にこだわらないなら、懸垂は、公園の鉄棒(あるいは雲梯)を使ってできます。
懸垂マシンを買うか、鉄棒で鍛えようか、迷っていませんか?
この記事では、
- 鉄棒で懸垂をしてみた感想
- 懸垂器を買わずに鉄棒だけで鍛えられるか
など、「公園などの鉄棒で懸垂をするメリット・デメリット」をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
公園の鉄棒で懸垂をするメリット・デメリット
近所に鉄棒があるなら、懸垂をしに行くのもアリです。
メリット1. お金がかからない
懸垂マシンやぶら下がり健康器を買うには、1万円以上のお金がかかります。
いっぽう、公園の鉄棒で済ませればタダ。
費用はかかりません。
出費を抑えるなら懸垂器は買わず、鉄棒で懸垂をするのがおすすめです。
メリット2. 部屋が狭くならない
懸垂マシン、ぶら下がり健康器いずれも、設置するのにスペースを取ります。
200平米の豪邸に住んでいるなら問題ありませんが、ワンルームのアパートなどに設置した懸垂マシンは、ジャマになりかねません。
その点、公園の鉄棒を使って懸垂をすれば、家にモノを増やさなくて済みます。
- ミニマリスト
- 家の空きスペースに余裕がない
いずれかに該当する場合には、鉄棒で鍛えたほうが良いでしょう。
懸垂マシンは折り畳みできないため、そのままの形で24時間365日鎮座しています。
メリット3. 全力で懸垂ができる
鉄棒を使えば、思う存分に懸垂ができます。
なぜなら、自宅に設置した懸垂マシンやぶら下がり健康器よりも、鉄棒のほうが頑丈だからです。
支柱もバーも鉄製ですからね。
体重90kgの巨漢がぶら下がったところでビクともしません。
いっぽうの懸垂マシンやぶら下がり健康器は、揺れたり、動いたりしがちです(1万円以下の安価なものは特に)。
くわえて、自宅て懸垂をすると、天井に頭がついてじゅうぶんに体を持ち上げられない可能性があります。
かといってバーを下げると、懸垂がやりにくくなってしまったり。
公園の鉄棒なら、頭上は空。
両腕を使って好きなだけ体を持ち上げられます。
激しく、全力で懸垂がしたいなら、公園の鉄棒で決まりです。
メリットは以上。つづいて鉄棒のデメリットをお伝えします。
デメリット1. 行くのに時間がかかる
デメリットとして、懸垂をするのが億劫になるリスクが挙げられます。
なぜなら、公園まで行くのが面倒だから。
自宅に懸垂マシンがあればサッとできますが、鉄棒でトレーニングしているとそうもいきません。
着替えて、シューズを履いて、公園まで行く必要があります。
懸垂を習慣にするのはハードルが高いといえますね。
しだいに公園まで行くのが面倒になり、懸垂をやめてしまうかもしれません。
デメリット2. 恥ずかしさが襲う
公園で懸垂をすると、他人に見られる可能性があります。
人によっては恥ずかしさを覚えるでしょう。
鉄棒で懸垂に励む人は珍しいので、老若男女問わず、他人から好奇の眼差しを向けられる恐れがあります。
(変質者のレッテルを貼られるリスクもあります)
鉄棒で懸垂をしたせいで、上腕二頭筋の筋繊維だけでなく、メンタルまでボロボロになってしまうかもしれません。
人が多い日中は避け、早朝や深夜にトレーニングするのがおすすめです。
デメリット3. 天候に左右される
鉄棒は屋外に設置されているため、懸垂できるかどうかは天気しだいです。
雨が降っていたら懸垂はできません。
このように、懸垂をしたい気分と天候がマッチする保証がないのも、鉄棒で懸垂をするデメリットですね。
自宅に懸垂器があれば、雷雨だろうと吹雪だろうと関係なく懸垂に励めます。
- 晴れか曇り
- 公園に人がいない
- 懸垂をしたい気分
これら3つの条件が重ならないと、満足に懸垂ができない。
それが鉄棒で懸垂をするマイナス面です。
まとめ
公園の鉄棒で懸垂をするメリットとデメリットをご紹介してきました。
本格的に懸垂で鍛えたい方は、お金を払い、スペースを犠牲にしてでも懸垂マシンを買うべきです。
「月に1回か2回くらい懸垂ができればいい」というモチベーションなら公園の鉄棒でじゅうぶんでしょう。
懸垂は上半身を効果的に鍛えられる優れたトレーニングです。
上半身をたくましく鍛えあげようと考えているなら、懸垂マシンが欠かせません。
自宅にコイツがあれば、ジムのように順番待ちする必要なし。
朝起きて懸垂。出社前に懸垂。帰宅して懸垂。おやすみ前に懸垂ってなもんです。
ぜひストレスフリーな懸垂ライフを送りませんか?
懸垂マシンへの投資はケチらず、1万円以上するものを買うのがおすすめです。
品質が高く、トレーニング時の安定感が違います。
以上、公園などの鉄棒で懸垂をするメリット・デメリットでした。