中古車を買って後悔する人がいます。
「ペット臭」はその理由のひとつです。
前オーナーが飼っていたペットのニオイが車に染みついていたら、良い気はしませんよね。
この記事では、
- 気温上昇で臭いが強まるケース
- ペット臭のする中古車を避ける方法
など、「中古車に潜むペット臭のリスク」について書いていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
中古車に潜むペット臭のリスク
買った中古車から動物のニオイがする。
これは前のオーナーが犬や猫を車に乗せていたことが原因です。
残念ながら、車に染みついた臭いを除去するのは容易ではありません。
ペット臭がついた中古車を買ってしまったら、消臭は難しいため、手放す日までペット臭を嗅ぎつづけることになるでしょう。
したがって、選ぶ段階でペット臭のついた中古車を避けることが大切です。
回避策1. においに注意する
中古車を選ぶ際にはニオイにまで注意する必要があります。
ボディに傷がないか、シートは傷んでいないかなど、つい視覚情報に頼ってしまいがちです。
マスクをした状態で中古車を見て、購入を決めてしまったら、ペット臭には気づけない恐れがあります。
あるいは、風邪や鼻炎で鼻が詰まっていたりとか。
実車を確認すべき
実際に車両を見ないまま、県外で売られている中古車をネット経由で買うケースもあるでしょう。
ネット上であらゆる情報を入手できますが、ボディの状態や走行距離、年式がすべてではありません。
ペット臭の染みついた個体を避けるためには、「ニオイ」という表には出てこないチェック項目を設けることをおすすめします。
- 実車を確認する
- マスクを外して嗅ぐ
といった方法でニオイを確かめてみてください。
他者に任せるのではなく、自分の鼻で嗅ぐのが鉄則です。
なぜなら、ニオイは数値化できない主観的なものだから。
他人にとっては気にならないニオイがあなたにとっては悪臭、なんてケースも考えられます。
回避策2. 中古車は夏に買う
徹底的にペット臭を避けたい場合には、夏場にクルマを買ったほうが良いかもしれません。
なぜなら、「蒸し暑い環境下でのみペット臭がするケース」があるからです。
冬に中古車を買った知人女性がいます。
問題なく乗っていたのですが、夏になってから、強烈なペット臭に悩むようになりました。
蒸れた高温の環境でだけ、シート等からペット臭が出てくるのだそう。
彼女が車を買ったのは冬です。
冬場は臭わなかったそうなので、気づきようがなかったといえます。
消臭スプレーを買ってきて車内に吹きかけても効果ナシ。
「良い買い物をしたと思っていたのに」と彼女は後悔していました。
仕方がないので我慢して乗る、とのこと。早く秋になってほしい、とも。
ペット臭を避けるためには、臭いが強烈になる夏にクルマを選ぶのが良さそうです。
暑い日に嗅いでペット臭がしなければ、その車は大丈夫だといえるでしょう。
まとめ
中古車にペット臭が染みついているリスクについてお伝えしました。
犬や猫といった動物が嫌いではなくても、他人が飼っていたペットのニオイ、獣臭とでもいうべきニオイが車内に漂っていたら、良い気はしないはずです。
ペット臭を避ける確実な方法は「新車を買うこと」ですが、そんなことをいってしまったら身も蓋もありません。
中古車を選ぶ際には、ぜひ上記のリスクを念頭に置いてみてください。
「ペットを乗せたことがない車」が手に入ることを祈っています。
以上、中古車に潜むペット臭のリスクでした。
結論。ペット臭が染みついた中古車を避けるには、夏場に、自分自身でクルマを確認するのがベスト。
たいていの中古車が試乗できない理由に関して、当サイトにはこんな記事があります。
中古車を買うメリットはこちら。
走行距離が短いワンオーナーのクルマは、"曰くつき"なのか。
たとえば夜道で老婆を轢き殺しちゃったとか。