『痛みもコリも首次第』の要約と感想

首に不具合が生じると、全身の不調につながる恐れがあるといいます。

あなたの首は大丈夫でしょうか?

 

この記事では、島崎広彦著『痛みもコリも首次第』の要約と感想をご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

『痛みもコリも首次第』の要約と感想

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まずは本書の要約から。

 

著者は頸椎の働きを正常に保つための治療を専門とする治療院の院長。

首の不調は肩こりや痛みの原因になるだけでなく、自律神経にも悪影響を及ぼす。

 

なぜ頸椎はズレやすいのか、頸椎と自律神経の関わりなどを解説している。

ストレートネックのセルフチェック法や改善法、自律神経を整えるメソッドやストレッチについても紹介。

 

以上がおもな内容です。

首がどれほど重要な部位かをご存知ですか? 

本書を読めば意識や行動が変わるかもしれません。

 

首の役割はおもに4つ

首が果たしている役割はおもに4つあるといいます。

  1. 脳への栄養供給
  2. 神経の伝達
  3. 姿勢の制御
  4. 頭を支える・動かす

首にトラブルが生じると、上の4つにも支障が出る恐れがあります。

 

ところが残念なことに、頸椎(首の骨)はズレやすいのだといいます。 

なぜなら、首の上には5〜6kg程度の重たい頭が乗っかっているから。

 

転ぶ、ぶつけるなどの強い衝撃でズレたり、悪い姿勢をつづけることでズレたりするのだそうです。

頸椎のズレは、背骨の歪みを引き起こし、背骨の歪みは骨盤の歪みを引き起こす……。

 

頸椎のズレが負の連鎖をスタートさせます。 

首に注意を払い、いたわってやらねばなりません。 

 

首を整えるメリット

脳と体をつなぐ首には中枢神経が通っています。

したがって首を整えてやることで、脳の指令が各部へスムーズに伝わるようになります。

 

首のズレや曲がりを正せば、脳が体を活性化させる

結果として、人間が本来持っている自然治癒力を引き出せる。

こうした考え方が本書の根底にあります。

 

 

カイロプラクティックに基づく

ところで、カイロプラクティックという言葉を聞いたことがありますか? 

カイロプラクティックというのは、ギリシャ語のカイロ(手)とプラクティス(技法)を合わせたもの。

 

カイロプラクティックの理論には、脳が体をコントロールしているという大前提があるそうです。

背骨の神経が圧迫されると命令が届かなくなり、脳のコントロールが効かなくなり、不調が起こり、自然治癒力が低下する、と。

だからカイロプラクティックは背骨に注目するのだとか。

 

つまるところ、脳と体をつないでいるのが首(頸椎)だから首は重要なんだ、というわけです。

 

頸椎と自律神経の関係

構造的に、自律神経は首の影響を強く受けているといいます。

 

頸椎の状態が悪いと自律神経を圧迫したり、余分な刺激を与えてしまう。

よって神経伝達が阻害され、自律神経失調症といわれるような悪影響が出るとのこと。

 

本書では、自律神経を整える首押しメソッドやストレッチがイラスト付きで紹介されています。

見様見真似でやってみるのもいいでしょう。 

 

ただし、ズレやすいのが頸椎です。 

首に不調を感じているなら、専門家に診てもらうのが無難なのかもしれません。

 

まとめ

首の重要性を学べる本です。

 

ストレートネックについて著者は、反り腰が原因だと指摘していました。

反り腰が巻き肩、突っ込み首といわれる状態を引き起こし、結果としてストレートネックになってしまうとのこと。

ストレートネックの人はほぼ例外なく首周辺の筋肉が凝り固まっているらしい。

 

ストレートネックの原因となっている反り腰を改善するには、「腹筋を鍛える」のが効果的だそうです。

 

ご自身のお腹を触ってみてください。

腹筋に触れましたか? 

柔らかい脂肪を感じるだけでしたか? 

 

後者であれば、腹筋ローラーの使い甲斐があります。

効果的に腹筋を鍛えられ、反り腰が改善し、ストレートネック脱却の一歩を踏み出せることでしょう。

ストレートネックの原因が遠く離れた腰にあったとは。腰ではなく首にアプローチするのは、雨漏りしている屋根を放置して床を拭きつづけるような徒労、なのかも。

 

痛みもコリも首次第

痛みもコリも首次第

  • 作者:島崎広彦
  • 発売日: 2019/05/17
  • メディア: 単行本
 

以上、島崎広彦著『痛みもコリも首次第』の要約と感想でした。

結論。首の重要性を知り、不調を取り除きたい方におすすめ。