『縄文力で生き残れ 意識高い系ビジネスパーソンの華麗なる狩猟採集的仕事術100』の要約と感想

現代のビジネスパーソンに不足しているのは、縄文力だそうです。

 

この記事では、望月明秀著 『縄文力で生き残れ 意識高い系ビジネスパーソンの華麗なる狩猟採集的仕事術100』の要約と感想をご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

『縄文力で生き残れ 意識高い系ビジネスパーソンの華麗なる狩猟採集的仕事術100』の要約と感想

f:id:MORIKO:20200503181219p:plain

まずは本書の要約から。

 

食うか食われるか。ビジネスや仕事は狩りである。

現代のビジネスパーソンに不足しているのは、野菜でも時間でもない。縄文力である。

 

さまざまなケースにおける縄文力を提示することで、読者が「縄文」という視点を獲得し、縄文意識を高められるよう手助けする。

 

以上がおもな内容です。

ひとことでいえば「読む価値のない本」です。

 

本書には「お金を払うだけの価値」がない

本書を買うのはお金の無駄です。

本書を読むのは時間の無駄です。

なぜなら本書に書かれている内容は、すべて著者の自己満足に過ぎないから。

 

最初から最後まで、縄文時代にからめた大喜利を見せられます。

たとえば、「縄文力が高いビジネスパーソンは上司でなく森に相談する」だとか。

これはまだマシなほうです。

 

あなたはランチに何を食べていますか?

職場近くの定食屋、コンビニ弁当、家で作ったおにぎりなどで済ませていることでしょう。

著者がおすすめする昼食は、上のどれにも該当しません。

 

昼食は道で採集するべし」とのこと。

銀杏、よもぎ、たんぽぽなど道に落ちているものを拾い集めて、ランチとして食べる。

これが「縄文意識高い系ビジネスパーソンの華麗なるナンチャラ」だそうです。

 

読めばあなたも、本書を壁に投げつけて、踏んづけたい衝動に駆られること必至です。

 

 

素人の大喜利

いうなれば本書は、素人の大喜利集です。

 

お題は「もしも縄文時代の人間が現代のビジネスパーソンになったら」。

これにたいする著者の回答は、通勤路に落とし穴を掘っちゃう。

 

あとは、なんでもどんぐりに換算しちゃう。

それから、企画書が文様で書かれていて読めない。

しまいには、手土産が石の詰め合わせだ。

 

このような縄文大喜利だけが詰まっています。

いずれも仕事術ではありませんし、これらの縄文力を身につけたとして、ビジネスの社会を生き残れそうもありません。

 

つまり本書の実用性はゼロです。

では実用的なメリットは脇に置いておくとして、娯楽として見ればどうでしょう。

著者のユーモアに心が軽くなり、抱えていた仕事の悩みがいつの間にか消えていたりしそうか。

答えはノーです。

 

実用書としてもエンターテインメント本としても、本書には価値がありません

 

まるで「素人YouTuberがまる3日考えてひねり出した企画案」みたいな内容です。

もしも縄文意識の高すぎるビジネスパーソンがいたら。

手土産が石の詰め合わせだ……。

 

素人YouTuberのチャンネルで検討しても、ボツになるでしょう。

なぜ本書が出版社の企画会議でOKを獲得し、印刷会社で実体物となり、世の中に流通したのかが不思議でなりません。

縄文力って圧力のこと?

 

まとめ

「紙の本って誰でも出せるんだ」 と勇気づけてくれる一冊でした。

 

本を出すことが夢だという人は、ぜひ本書を読んでみてください。

  • 自信
  • 意欲
  • 行動力 

などが内面から湧き上がってくるのを感じられることでしょう。

これらの要素に、著者が提唱する「縄文力」をプラスすれば、鬼に金棒です。 

 

道で拾った銀杏やたんぽぽで腹を満たし、企画書を文様で仕上げ、悩んだら上司ではなく森に相談するってなもんです。

 

以上、望月明秀著 『縄文力で生き残れ 意識高い系ビジネスパーソンの華麗なる狩猟採集的仕事術100』の要約と感想でした。

結論。ビジネス書としてもネタ本としてもナンセンス。貝塚行き