野菜の人参は好きですか?
人参が好きな人におすすめの食べ方があります。
それは、丸かじりです。
加熱していない生の人参を水で洗って、皮ごとボリボリとかじるわけです。
この記事では、
- ニンジンは生でも美味しいのか
- 丸かじりのデメリットはあるか
など、「人参を1本丸ごとかじってみた感想」をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
人参を1本丸ごとかじってみた感想
人参が好きで、人参をたくさん食べたい。
そう考えたときに、もっとも手軽な食べ方である「丸かじり」に辿り着きました。
人参を切ってサラダに入れなくても、煮込んでグラッセにしなくても、そのまま食べればいいじゃないか、というわけです。
手軽に人参を摂取できる
人参を丸かじりするメリットは、その手軽さです。
包丁、まな板、ピーラー、鍋、フライパン、いっさい使いません。
水でサッと洗い、口を大きく開けてかじるだけ。
なかには包丁で人参を切ってスティック野菜にしている人もいますが、よく見てください、人参はすでにスティック野菜です。
人参はもともと持ちやすく食べやすいスティックのような形状をしているので、包丁で切る必要はないといえます。
丸かじり以上にラクな人参の食べ方はありません。
プチトマトを洗って食べるような感覚で、人参を食べてみてはいかがでしょうか?
手軽さゆえに、今よりも人参の消費量が増えるはずです。
しかも丸かじりなら、加熱調理によってビタミンが破壊される云々のトラブルとは無縁です。
ニンジン本来の味を楽しめる
人参を丸かじりすれば、人参がもつ本来の味を楽しめます。
カレーにまみれた人参でもない。
肉じゃがの汁が染みこんだ人参でもない。
プレーン味の人参。ザ・にんじんです。
丸かじりする際には、塩も胡椒も、ドレッシングもマヨネーズも使いません。
味付けをせず、ぜひ人参そのものの味を堪能しましょう。
ここまでピュアな人参を楽しめるのは、丸かじりだけです。
人参が好きなのに丸かじりしたことがない人は、損をしています。
まるでウナギが好きなのにうなぎのゼリー寄せしか食べたことがなく、うな重の味を知らないようなもの。
もったいないといえます。
なぜなら、人参のもっとも美味しい食べ方が丸かじりだからです。
【注意】アゴが疲れるし顔がデカくなる?
人参の丸かじりにデメリットがあるとすれば、それはアゴが疲れることです。
加熱していない生の人参は硬いため、アゴに負担がかかります。
丸かじり初挑戦であれば、半分食べたところでアゴが疲れて悲鳴をあげることでしょう。
硬い人参をボリボリと噛み砕くために咬筋を酷使するので、咬筋が発達してしまう恐れがあります。
咬筋というのは「エラ」のまわりについている顔の筋肉のことです。
ここの筋肉が発達すると、エラが張っているように見えてしまいます。
すなわち、顔がデカく見えます。
したがって、小顔ならともかく、顔の大きさにコンプレックスを感じている方は、人参の丸かじりを控えたほうが良いかもしれません。
人参の丸かじりが顔デカトレーニングになってしまう恐れがあるからです。
ただし人参のβカロテンのおかげで美肌になれるので、結果的に"デカくて艶々"になる可能性あり。
まとめ
人参の丸かじりについてご紹介してきました。
添加物の入ったキャロットジュースを飲むくらいなら、人参を丸かじりしたほうが健康的です。
小腹が空いたときに冷凍たこ焼きを食べるくらいなら、人参を丸かじりしたほうがヘルシーです。
家族に人参嫌いがいて食卓に人参を使った料理が並ばないなら、人参を買ってきてひとりで丸かじりすれば解決します。
りんごや柿を丸かじりするのとおなじ感覚で、人参を頬張ってみてはいかがでしょう。
切り刻んだ人参をチマチマ食べるよりも、ガブッとかじったほうが数段おいしく感じられます。
口いっぱいに広がる人参を感じてください。
心地よい歯応えに酔い痴れてください。
咬筋の増大にはお気をつけください。
調理しなくてもおいしい人参のポテンシャルに感動し、人参を丸ごとムシャムシャ食べている馬に、並々ならぬ親近感を抱くはずです。
以上、人参を1本丸ごとかじってみた感想でした。
結論。人参の丸かじりはサイコーだが、人から見れば「衝撃映像」の可能性あり。したがって同居人がいる場合には、「今からにんじんを丸ごと食べるね」の声がけが必須(2回目以降は不要)。